浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

Don't Stop the Dance

No.3103【今日の1曲】ダンディさに酔いしれる「Don't Stop the Dance」 ロックはあまり聴かないのだが、聴くならやはりアメリカではなくイギリスだ。おれが30代の頃から憧れるロックミュージシャンは、ブライアン・フェリーただひとりだ。 ブライアン・フェ…

ブルックリン・ネッツのキャップ

No.3102【おれの愛用品】期待してます「ブルックリン・ネッツのキャップ」 おれはたまにバスケットの試合も観る。実際にバスケットボールはしたことはないんだが、観るのは楽しい。 NBA(全米プロバスケット協会)ではブルックリン・ネッツのファンだ。メ…

なんば 自由軒

No.3101【今日のレトロ店】たまに食べたくなる味「なんば 自由軒」 大阪なんばのグルメと言えば、551の蓬莱か自由軒だ。自由軒は名物カレーで有名な店だ。自由軒の名物カレーは、作家の織田作之助の名作小説「夫婦善哉」にも登場する。 「夫婦善哉」は、大阪…

Waltz for Debby

No.3100【浮月堂 JAZZ名盤紹介】ビル・エヴァンスの名盤「Waltz for Debby」 ジャズピアニストのビル・エヴァンスの「Waltz for Debby」(ワルツ・フォー・デビイ)は素晴らしい。まさに名盤と呼ぶにふさわしいのだ。 1961年6月25日に名門クラブのヴィレッ…

アンタッチャブル

No.3099【今日の映画】ショーン・コネリーがいい「アンタッチャブル」 面白いけれど、B級的な作品が続いていたブライアン・デ・パルマ監督。彼の最高傑作「アンタッチャブル」(1987)は全く飽きないほど良く出来ている。 1930年、禁酒法時代のシカゴ。財務…

Believe

No.3098【今日の1曲】最高のMVを見よ!「Believe」 昔から邦楽も洋楽もダンサンブルな曲が好きだ。EXILEみたいな聴いていて踊りたくなるような曲は気持も高揚する。 MVを観ていて最高なのが玉置成実の「Believe」だ。「Believe」(2003)は玉置成実のデ…

野球ボールチョコ

No.3097【今日の菓子】駄菓子屋の定番菓子「野球ボールチョコ」 昔、駄菓子屋のプラスチックケースに入って小売していた野球ボールチョコ。1個10円だったような気がする。 野球ボールチョコ、正式にはベースボールチョコというらしいが、かなり昔から販売さ…

シーモンキー

No3096【レトロスペクティブ】海猿にあらず「シーモンキー」 小学生の頃の、おれの最大の興味はシーモンキーだった。百貨店の玩具売場で売られていたのだが。シーモンキーとは、アルテミアと呼ばれる海老や蟹の仲間の生き物のことだ。シーモンキーは数億年前…

「きみと暮らせば」

No.3095【今日の1冊】こんな兄妹の物語「きみと暮らせば」 以前に紹介した「純喫茶トルンカ」の著者・八木沢里志の作品「きみと暮らせば」はいい。心が暖かくなる。 10年前、陽一の母とユカリの父が結婚し、二人は兄妹になったが、5年前に両親は他界。中学…

愛がすべて

No.3094【今日の1曲】踊りたくなる名曲「愛がすべて」 イントロを聴いただけで気分が高揚するソウルの名曲は、やはりザ・スタイリスティックスの「愛がすべて」ではないか。 ザ・スタイリスティックスは、フィラデルフィアソウル(フィラデルフィア発祥のソ…

551蓬莱のちまき

No.3093【今日のチョイ飯】これも美味しい「551蓬莱のちまき」 大阪で、551蓬莱といえば豚まんだ。おれも好きで、一度に2個食べるぐらい美味しい。 人気の豚まんも美味しいが、今日は「551蓬莱のちまき」をご紹介したい。ちまきは漢字で「粽」と書く。味を…

ラデツキー行進曲

No.3092【名曲喫茶 浮月堂】勇壮な響きが秀逸「ラデツキー行進曲」 おれが初めてクラシック音楽を聴いたのは、ヨハン・シュトラウス1世作曲の「ラデツキー行進曲」だ。ラデッキーではなくラデツキーだ。 小学校6年の頃の音楽の先生は変人だった。1年間で…

中津 カンテグランデ

No.3091【今日のレトロ店】チャイで知られる店「中津 カンテグランデ」 阪急電鉄中津に開店から半世紀のカフェ「カンテグランデ」がある。意外にたくさんの人が知っている。 阪急中津駅から徒歩5分、地下にあるカンテグランデは1972年創業で、チャイを広め…

誰よりもLady Jane

No.3090【今日の1曲】どうしても夏が許せない「誰よりもLady Jane」 デザインの専門学校を卒業して、カラオケが普及し始めた頃におれが一番よく歌ったのはBEAT BOYS(グループ名はBE∀T BOYS)のヒット曲「誰よりLadyJane」だ。 BEAT BOYSとはアルフィーの別…

「金子國義スタイルブック」

No.3089【今日の1冊】耽美な画風に酔う「金子國義スタイルブック」 好きなイラストレーターは永井博と鈴木英人、佐々木悟郎だ。好きな日本の画家は、と問われると竹久夢二と金子國義と答えている。おれは20代からの金子國義のファンだ。 金子國義の絵は好き…

あみだ池大黒の岩おこし

No.3088【今日の菓子】好きじゃない菓子「岩おこし」 今日の菓子の、あみだ池大黒の岩おこしは正直なところ、あまり好きではない。すみません(;´д`) あみだ池大黒は、文化2年(1802年)創業だ。文化といえば、11代将軍徳川家斉のご時世で町人文化の華やか…

Can't Take My Eyes Off You

No.3089【今日の1曲】80年代のディスコの名曲「Can't Take My Eyes Off You」 20代の頃、おれが高校の先輩に連れられて行った、いくつかのディスコでは必ず「Can't Take My Eyes Off You」が流れていた。 ボーイズ・タウン・ギャング「Can't Take My Eyes O…

伊東屋の付箋カバー

No.3086【おれの愛用品】付箋を大事に使うもの「伊東屋の付箋カバー」 20代で初めて東京に出張した時にまず寄ったのは、文具の銀座伊東屋だった。 伊東屋は文具の老舗で、おれみたいな文房具一式のファンには憧れの聖地だ。ビル全体を回り、すごく満足した。…

クリフォード・ブラウン ウィズ ストリングス

No.3085【浮月堂 JAZZ名盤紹介】ストリングス盤のNo.1「クリフォード・ブラウン ウィズ ストリングス」 ジャズマンの夢は、ストリングス(弦楽団)との演奏である。スタン・ゲッツもポール・デスモンドも、チェット・ベイカーも、MJQもキャノンボール・…

横綱あられ

No.3084【今日の菓子】塩味がいい塩梅「横綱あられ」 なんとなくお徳な感じがする菓子は天狗製菓の横綱あられだろう。写真は違うが縦長の袋にたくさん詰まっていた。 京都市伏見区の天狗製菓は昭和27年創業の菓子メーカーだ。頭をひねる(考える)ことから思…

CITIZEN ライトハウス

No.3083【レトロスペクティブ】お洒落な腕時計「CITIZEN ライトハウス」 おれが20代に憧れた腕時計はCITIZENのライトハウスだ。ライトハウスとは灯台のことで、文字盤にイラストが描かれてあったんだ。 ライトハウスの腕時計に憧れた理由のひとつは、テレビC…

ダンシングヒーロー

No.3082【今日の1曲】スペシャルなダンス曲「ダンシングヒーロー」 おれが完全にマスターして踊れる曲は、DA PUMPの「if」と荻野目洋子の「ダンシングヒーロー」だ(笑) 荻野目洋子「ダンシングヒーロー」はカラオケで歌うと必ず盛り上がる曲だ。1985年の…

カーニバルプラザ

No.3081【今日のレトロ店】カフェバー全盛期の店「江坂 カーニバルプラザ」 かなり以前に閉店したが、江坂にカーニバルプラザというレストランがあった。紡績工場跡にできたもので、店内は音楽が流れ、なんかハワイのカフェレストランみたいな感じだった。 …

ショパン 夜想曲第二番

No.3080【名曲喫茶 浮月堂】ロマンチックで悲しい曲「ショパン 夜想曲第二番」 クラシックでピアノを聴くならショパンだ。やはり夜想曲(ノクターン)第二番が一番いい。 タイトルはわからなくてもこの優しいピアノ曲をを聴いたことがある人は多いと思う。ピ…

トミーズのあん食

No.3079【今日のパン】 バターを塗るとたまらない「トミーズのあん食」 関西の個性的なパン屋といえばトミーズだろうか。トミーズは関西に4店舗あり、神戸人なら誰もが知っている。 トミーズの三宮店は、阪急神戸三宮駅の西出口から歩いて1分の高架下にあ…

青い影

No.3078効果的なオルガンロック【今日の1曲】「青い影」 20代半ばで本屋のご主人と知り合いになり、懇意にさせていただいた。一緒にジャズ喫茶に行ったり、本の話をした。そのご主人から音楽のカセットテープをいただき、その中にあった1曲がプロコル・ハ…

ゲッタウェイ

No.3077【今日の映画】男のための暴力映画「ゲッタウェイ」 好きな映画監督は?、と聞かれたら、サム・ペキンパーと答えている。20代からのファンで、監督作品のDVDはすべて持っている。ペキンパー作品のベスト3は「ワイルドバンチ」と「ガルシアの首」、そ…

「梅安蟻地獄」

No.3076【今日の1冊】池波正太郎の傑作「梅安蟻地獄」 おれが中学生の頃に読んでいた池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安」全7巻を、改めてKindleで読んでいる。やはり傑作だ。「仕掛人・藤枝梅安」は、池波作品「鬼平犯科帳」「剣客商売」と並び称される傑作シ…

俵屋のじろあめ

No.3075【今日の菓子】「俵屋のじろあめ」 40代のサラリーマン時代に石川県金沢市に出張した。出張の前の日に、商品企画部の年下の先輩、理恵さんに「金沢出張なら、俵屋のじろあめは買うべき」と教えられたんだ。 俵屋のじろあめは、天保元年(1831年)に石…

LEFT ALONE

No.3074【浮月堂 JAZZ名盤紹介】泣かせるアルトサックス「LEFT ALONE」 ベツヘレムレコードの人気盤はなんといってもピアニストのマル・ウォルドロンの「LEFT ALONE」だろう。 1959年発表の「LEFT ALONE」は、史上最高高の女性歌手ビリー・ホリディに捧げた…