浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

2023-01-01から1年間の記事一覧

ボサノヴァを聴こう

No.3535【癒やされる時間】癒やしの音楽No.1「ボサノヴァを聴こう」 仕事で疲れた頭と体を癒やす一番最適な音楽はやはりボサノヴァではないか、と思う。 ボサノヴァは、南米ブラジルの音楽で、ゆったりとしたピアノやギター、そして癒やしに最適な囁くよう…

ミッドナイトタクシー

No.3534【今日の1曲】切なさ過ぎる名曲「ミッドナイトタクシー」 アイドルの頃は好きではなかったが、妙齢になってからの中山美穂が好きだ。なんといっても歌がいいんだ。 おれのベスト3に入る名曲「ミッドナイトタクシー」がいい。作詞作曲は飛鳥涼だ。角…

「貘の耳たぶ」

No.3533【今日の1冊】血縁関係とは何か「貘の耳たぶ」 またまた芦沢央の小説を読む。「貘(ばく)の耳たぶ」だ。芦沢央お得意のミステリーではなく、正統派のサスペンスだ。読むのが辛く、読了に3日もかかってしまった。 自ら産んだ子を産院で取り替えた繭…

西宮競輪場

No.3532(再)【レトロスペクティブ】希少な組立式走路「西宮競輪場」 勤務していたデザイン会社が社長の死去と共に解散となり、30にして失業した。仕方なく、自宅から1時間で通える会社を探して履歴書を送ったり面接に行っていた。99社目の武庫之荘にある…

SUNTORY OLD BAR 江坂

No.3531(再)【今日の名店】初心者に優しい酒場「SUNTORY OLD BAR 江坂」 基本的に酒はウヰスキーしか飲まないしサントリーのものが好きだ。BARではアーリータイムスもフォアローゼスもデュワーズも飲んでいたのだが、結局はサントリーに戻る。 昔は繁華街…

カフェアメリカーノ

No.3530【今日のドリンク】裏メニューにあらず「カフェアメリカーノ」 ドトールコーヒーほどではないが、スターバックスコーヒーもそれなりに行っていた。注文するのは本日のコーヒーかカフェアメリカーノだった。 カフェアメリカーノは、エスプレッソで淹れ…

トラピストバター

No.3529(再)【原田家御用達】値段は高いが味が違う「トラピストバター」 昔から母にバターと珈琲豆だけは上等を使うように、と言われて育てられてきた。神戸出身だからなのだろう。神戸は横浜と共に、珈琲豆とバターが輸入された先駆けの都市だ。 いくら水…

「スイート・ホーム」

No.3528(再)【今日の1冊】幸せに満ちた北摂小説「スイート・ホーム」 大阪の北部と兵庫県の宝塚は隣接しており、関西の富裕層はたいてい芦屋かこのあたりに住んでいる。阪急電鉄が宝塚山手台をテーマにその場所の思い出を一般から募集し、それを元に原田…

銀座コージーコーナーのモンブラン

No.3527(再)【今日の菓子】懐かしい洋菓子「銀座コージーコーナーのモンブラン」 ケーキは普通に好きだがあまりに甘いものは好きではない。少なくともコーヒーの味が変わるほど甘いものは食べない。 甘いが美味しく、コーヒーに合うのが銀座コージーコーナ…

サンジェルマンのジャズメッセンジャーズ

No.3526(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】感動に感嘆の叫び「サンジェルマンのジャズメッセンジャーズ」 アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズが1958年にパリのジャズクラブ「サンジェルマン」で演奏したライブ盤「サンジェルマンのジャズメッセンジャー…

粉雪

No.3525(再)【今日の1曲】冬ならではの名曲「粉雪」 年末だし、とても肌寒い。こんな日はレミオロメンの名曲「粉雪」を聴きたくなる。 40代のサラリーマンの頃、冬の新潟に出張に行った。コピーライターなのに、営業部の応援だ。一緒に行ったのは年下の営…

ホーミー

No.3524【癒やされる時間】超絶技巧の喉歌「癒やされる音楽②」 30代の頃、GFに誘われてジンギスカンを食べに行った。そのモンゴル料理店では営業中にモンゴルの民族音楽が演奏され、なかなか良かった。そこで出会ったのが〈ホーミー〉だった。 ホーミーとい…

サンスター文具 アーム筆入れ

No.3523(再)【レトロスペクティブ】確かに頑丈ではあった「サンスター文具 アーム筆入れ」 おれが小学校の頃は筆箱ブームだった。その先陣を切ったのがサンスター文具の「アーム筆入れ」だった。歯磨き粉などを扱うサンスターとは別会社だ。 アーム筆入れ…

クリスマスエクスプレス

No.3522【今日のCM】恋がしたくなる夜「クリスマスエクスプレス」 JR東海が1988年から1992年、そして2000年に放映したテレビCM「クリスマスエクスプレス」は感動的だった。 遠距離恋愛をする男女のドラマを、山下達郎の名曲「クリスマスイブ」が彩る。初代の…

阪急三番街 みつけ亭

No.3521【今日の名店】美味しい洋食屋「阪急三番街 みつけ亭」 NU茶屋町のグリル梅田が閉店した後、週末の夕食はマルビル地下のインド料理アショカか、阪急三番街の洋食屋みつけ亭になった。 みつけ亭は値段も安価な洋食屋で、グリル梅田同様に少しムーディ…

夜のストレンジャー

No.3520(再)⛄️✨【今日の1曲】✨シナトラといえばこの曲「夜のストレンジャー」⛄️ クリスマスなので、例年みたいにクリスマスソングではなく、クリスマスに聴きたい洋楽をご紹介したい。 やはりクリスマスといえばフランク・シナトラのクリスマスソングだが…

グリル梅田

No.3519【今日のレトロ店】至福の洋食屋「グリル梅田」 サラリーマン時代、金曜日に定時退勤して、外食するのによく通ったのは茶屋町の「グリル梅田」だった。 グリル梅田は、NU茶屋町にあった洋食屋で料理は何を食べても美味しかった。特にフライ系の料理や…

「みちたりた痛み」

No.3518【今日の1冊】バブル期の虚栄の恋愛「みちたりた痛み」 5年ぶりに甘糟りり子の作品を読む。甘糟りり子の真骨頂のバブルな小説はあまりkindleでは読めないので本作品は貴重だ。読了時間は3時間。 「色々な物事を手にすればするほど、強烈な飢えが湧…

ユタ・ヒップ ウィズ ズート・シムズ

No.3517(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】クールとクールの共演「ユタ・ヒップ ウィズ ズート・シムズ」 以前にご紹介したドイツ人女性ピアニストのユタ・ヒップだが、彼女が1956年に白人テナーサックス奏者のズート・シムズと共演しブルーノートに残したアルバ…

白い港

No.3516【今日の1曲】翻訳小説のような別れの歌「白い港」 1982年発売のミリオンセラー「ナイアガラトライアングルvol.2」は佐野元春と杉真理と大滝詠一のアルバムだ。 3人のアーティストがそれぞれ歌っているわけだが、おれ的には大滝詠一の「白い港」が…

「キッチン常夜燈」

No.3515【今日の1冊】心が暖かくなる小説「キッチン常夜燈」 また、知らない作家の本を読んだ。長月天音「キッチン常夜燈」だ。タイトルからして心が暖かくなりそうな気がする。読了時間は3時間だった。 街の路地裏で夜から朝にかけてオープンするキッチン…

桜餅

No.3514(再)【今日の菓子】花鳥風月な和菓子「桜餅」 好きな和菓子のひとつに桜餅がある。味はもちろん、形状も素敵な和菓子だ。 桜餅は一般的には関西は道明寺餅と呼ばれ、藤井寺市にある道明寺由来の道明寺粉を使用して作られる。対して関東は長命寺餅と…

「婚活中毒」

No.3513【今日の1冊】女性は恐ろしい「婚活中毒」 無料kindleで面白そうな本があったので読む。初めて読む秋吉理香子「婚活中毒」だ。kindle328冊目で読了時間は2時間だった。 沙織が地元の結婚相談所で紹介された男・杉下はハンサムで真面目、収入も十分…

フォンテッサ

No.3512(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】クリスマスっぽい響き「フォンテッサ」 もうすぐクリスマスだ。一番クリスマスらしい楽器と言えばパイプオルガンとヴィブラフォンではあるまいか。ヴィブラフォンと言えばミルト・ジャクソン、すなわちMJQ(モダンジャ…

ワルツ

No.3511(再)【今日の1曲】人気アニメのエンディング「ワルツ」 名作漫画であり、またかつての人気アニメ「ハチミツとクローバー」のエンディング曲でスネオヘアーの「ワルツ」がいい。おれ的にはオープニング曲のYUKIの「ドラマチック」より好きだ。 「ハ…

週末は外食習慣を

No.3510【癒やされる時間】食べながら癒やされる「週末は外食習慣を」 サラリーマン時代、金曜日だけは定時退勤で外食と決めていた。やはり週末ぐらいは息抜きしないといい仕事なんて出来ない。おれは毎週金曜日は定時に会社を出て、紀伊國屋書店で本を、タ…

ダーツバー

No.3509(再)【レトロスペクティブ】意外に白熱する射的競技「ダーツバー」 25歳で入学したデザインの専門学校ではビリヤードが流行り、41歳で入学した整体の専門学校ではダーツが流行っていた。 中学生の頃は自宅にダーツボードがあり、整体の専門学校時代…

「コンビニ人間」

No.3508【今日の1冊】幸せなら構わないが「コンビニ人間」 無料kindleだったので、村田沙耶香「コンビニ人間」を読む。第155回芥川賞受賞作品だ。読了時間は3時間だった。 36歳未婚処女、彼氏なし。コンビニのバイト歴18年目の古倉恵子。日々コンビニ食を…

きしめん あまの

No.3507(再)【今日のレトロ店】煮立った土鍋がたまらない「きしめん あまの」 八丁味噌が好きだ。八丁味噌は赤だしに使用する味噌で名古屋の名産である。名古屋では八丁味噌を使用した料理が多々あり、おれはそんな料理が好きだった。 梅田のホワイティの…

サムシングエルス

No.3506(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】ジャズアルバムNo.1「サムシングエルス」 世界のジャズ愛好家に「好きなアルバムは?」と問えば、10人中7人はキャノンボール・アダレイの歴史的名盤「サムシングエルス」と答えるに違いない。 「サムシングエルス」は…