No.3315【今日の１冊】優れた大人の童話「ボッコちゃん」 初めて文庫本を読んだのは小学校２年の時で、星新一のショートショート「ボッコちゃん」だった。ショートショートというのは短編よりも掌編よりも短い小説で、星新一は生涯に1000の作品を残している…

No.3314【今日の菓子】ついつい買う銘菓「宝塚 炭酸煎餅」 10枚食べても食べた気がしない不思議な菓子・炭酸煎餅。有馬温泉や中山観音にも売っているし、宝塚の銘菓でもある。 武庫川の川底からは今も炭酸が湧き出て、宝塚にある温泉では炭酸水の温泉が楽し…

No.3313【今日の１冊】理想の社内環境をめざす「社内探偵」 サラリーマン時代、一時期総務部に所属先したことがある。おれが担当したのは人事だった。大手の会社は総務部と人事部は別にあるのだが中小企業は総務部が人事も担当する。 かたおかみさお「社内探…

No.3312【名曲喫茶 浮月堂】イケメンがやりよる「チェロ協奏曲」 ドヴォルザークの「チェロ協奏曲」はチェロによる演奏の最高傑作と呼ばれている。 「チェロ協奏曲」は、ドヴォルザークにより1895年に作曲された協奏曲だ。音楽的にはチェコとアメリカをミッ…

No.3311【今日の１曲】一世を風靡したダンス曲「サタデーナイトフィーバー」 ビージーズの「サタデーナイトフィーバー」は、当時を一世風靡したディスコミュージックである。 1977年公開の映画「サタデーナイトフィーバー」のテーマ曲で、街のあらゆる所やラ…

No.3310【レトロスペクティブ】面白いが不愉快なゲーム「シーマン」 まるでテレビゲームには縁のない人生だったのだが、34歳の時にハマり、プレステ、プレステ２、セガサターン、ドリームキャストの４台のゲーム機を買い、36歳でなぜか一切やめてしまった。 …

No.3309【今日のレトロ店】両方食べられる貴重な店「三番街 ぶぶ亭」 たこ焼きで好きなのは、阿倍野のやまちゃんで、明石焼きは神戸元町のたちばなだ。梅田で食べる時は、三番街のぶぶ亭に行きます。 ぶぶ亭はかなり昔からある店で、たこ焼きも明石焼きも両…

No.3308【浮月堂 JAZZ名盤紹介】スイングジャズの最高傑作「アトミックベイシー」 スイングジャズ（ダンス音楽から派生した楽団のジャズ）ではデューク・エリントンの〈デューク〉は公爵という意味で、カウント・ベイシーの〈カウント〉は伯爵を意味する。そ…

No.3307（再）【今日の１曲】実は屈指の名曲「10years」 意外だな、と思ったのはネットで「あなたの好きな渡辺美里の曲は？」と言うアンケートを見たことだ。「My Revolution」が１位かと思っていたら、「10years」だった。おれもそうだ。 ポジティブな曲が…

No.3306【今日の１冊】避暑地の血の抗争「沈黙の森」 「帰らずの海」に続いて馳星周の「沈黙の森」を読む。やはり馳星周作品は読んだら止まらない。歌舞伎町ではなく、意外にも軽井沢を舞台にしたノワール小説だ。 暴力団・東明会の金を持ち逃げした男が、軽…

No.3305（再）【今日の菓子】安くて質の高い菓子「ブルボン ホワイトロリータ」 昔は東ハトやブルボンの袋入り菓子がおやつだった。中でもブルボンのルマンドとホワイトロリータは特に好みで、コーヒーに相性のいい菓子だったんだ。 特にホワイトロリータは…

No.3304（再）【今日の１冊】神戸ボーイズの恋愛「それでも君を好きになる」 セゾングループが運営するトレヴィルという出版社があった。1980年から1998年までの18年間だけ存在したのだが、なかなか奇抜な美術書や小説などを出しておりおれは好きだったのだ…

No.3303【名曲喫茶 浮月堂】ハーンが素晴らしい「ヴァイオリン協奏曲」 「ヴァイオリン協奏曲」はフィンランドの作曲家でヴァイオリニストのシベリウスが1903年に作ったヴァイオリン協奏曲だ。 「ヴァイオリン協奏曲」の楽器編成は、ヴァイオリン独奏、フル…

No.3302【今日の１曲】ロックのスタンダード「ホテルカリフォルニア」 イーグルスの曲「ホテルカリフォルニア」は、ロックのスタンダードとも言われる名曲だ。 「ホテルカリフォルニア」は、イーグルスが1976年に発表し、ビルボード全米１位になっている。イ…

No.3301【レトロスペクティブ】日本の誇るブロック玩具「ダイヤブロック」 いつだったか、GFから誕生日にレゴをいただいた。組み立てると、なんかクルマになるセットだった。なんとなく組み立てないまま置いてある。子供や一部の大人に人気のレゴだが、我々…

No.3300【今日のホテル】海に近いホテル「タワーサイドホテル」 神戸での女性との逢瀬には、新神戸のANAクラウンプラザホテルを利用していた。１人で夜遊びしたい時にはタワーサイドホテルに泊まっていた。 タワーサイドホテルは、万博開催の1970年に開業し…

No.3299（再）【浮月堂 JAZZ名盤紹介】やはり魅力的なピアノだ「ソニー・クラーク トリオ」 以前にご紹介した「クールストラッティン」ほか、名盤の多いソニー・クラークだが、1957年にブルーノートに発表した、その名も「ソニー・クラーク トリオ」も名盤だ…

No.3298【今日の1曲】夏の終わりに聴きたい曲「雨のクロール」 高校時代から森田童子のファンで、アルバムはレコードもCDもみんな持っている。コンサートにも行った。そんなおれが一番好きな曲は「雨のクロール」だろうか。 森田童子は友人が学生運動か何か…

No.3297【今日の１冊】北方謙三初期の名作「眠りなき夜」 北方謙三初期の名作は、やはりデビュー作「弔鐘はるかなり」、第１回日本冒険小説協会大賞受賞「眠りなき夜」、第２回日本冒険小説協会大賞受賞「檻」、映画化された「逃れの街」ではあるまいか。久…

No.3296【今日の菓子】たまに食べたくなる菓子「三色団子」 いつもではなく、10年に１度くらい食べたくなるのが三色団子だ。 三色団子はとびきり甘いわけでもなく、みたらし団子みたいに美味しいタレがかかっているわけでもない、典型的なただの団子だ。老舗…

No.3295【今日の１冊】その切なさに涙する「帰らずの海」 久しぶりに馳星周の小説を読んだ。「帰らずの海」は馳星周には珍しい警察小説である。Kindle287冊目。 辞令がなければ、函館に戻るつもりなどなかった。刑事・田原稔は、正式な着任の前日、殺人事件…

No.3294【名曲喫茶 浮月堂】天才の名曲「交響曲第四十番」 モーツァルトの名曲「交響曲第四十番」は、1788年にウィーンで作曲された交響曲だ。 モーツァルトの曲の中では、交響曲第二十五番と共に有名で、四十番にはオーケストラの必須のトランペットとティ…

No.3293【今日の１曲】スピード感に溢れる曲「宇宙のファンタジー」 古い曲だが、テレビ番組のBGMにもよく使われているアースウインド＆ファイアー「宇宙のファンタジー」はやはりいい曲である。 「宇宙のファンタジー」は、アースウインド＆ファイアーの197…

【号外】💐🌹💐🌹💐「オリックスバファローズ、リーグ優勝３連覇」 昨年、一昨年に続き、オリックスバファローズがパ・リーグ優勝しました(涙) 梨田監督時代の近鉄バファローズからのファンのおれは嬉しいです。さあクライマックスシリーズを勝って、阪神タイガースと…

No.3292【レトロスペクティブ】画期的な音楽機器「ウォークマン」 ソニーからウォークマンが発売された時の衝撃は多きかった。 ウォークマンは1979年にソニーから発売されたポータブルオーディオプレイヤーである。歩きながら音楽が聴けるなんて思わなかった…

No.3291【おれの愛用品】ウヰスキーはこれで飲む「バカラのウヰスキーグラス」 写真のバカラグラスを３個持っている。たまたま同じデザインのものが３個集まったわけだ。一つは付き合っていた女性から。一つは不倫相手から。そして一つは31歳で亡くなった女…

No.3290【今日のレトロ店】お手頃価格で牛たんが「もりの屋」 価格は関係なく、牛肉はあまり食べない。食べるのは鶏豚牛羊の順である。しかし牛たんとなると話は別だ。タンシチューも牛たんの塩焼きも大好きだ。 阪急三番街にある「もりの屋」は牛たんの専門…

No.3289【今日の１冊】なかなか良かった「彼女が最後に見たものは」 「あの日、君は何をした」がおれ的にイマイチだったので読む気はなかったのだが、Kindleで無料になっていたので、まさきとしかの「彼女が最後に見たものは」を読む。 クリスマスイブの夜、…

No.3288【浮月堂 JAZZ名盤紹介】癒されるピアノトリオ「枯葉」 ジャズ喫茶や、ウヰスキーを飲みながら〈聴く〉ためのジャズもあれば、疲れた頭を癒すための〈流す〉ためのジャズもある。ウイントン・ケリーの「枯葉」は体の力を抜いて聴く〈流す〉ための名盤…

No.3287（再）【今日の１枚】「とにかくここがパラダイス」 先日、WOWOWでおれの好きなムーンライダーズの2020年開催のライブを放映していた。ムーンライダーズは日本最古のバンドで全員70歳を超えている。見るとヴァイオリンとトランペット担当の武川雅寛も…