浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「純喫茶トルンカ」

No.3623(再)【今日の1冊】泣ける小説「純喫茶トルンカ」 久々に感動する小説を読んだ。普通の人なら泣けるんじゃないか。八木沢里志の「純喫茶トルンカ」である。 東京・谷中の路地裏にある小さな喫茶店<純喫茶トルンカ>を舞台にした3つの暖かな物語。…

ガラスのイエスタデイ

No.3622 【今日も1曲】43年前の名曲「ガラスのイエスタデイ」 20代前半に常連として通っていた喫茶店は、流している音楽カセットテープがいつも決まっていた。杏里の「思いきりアメリカン」、サザンオールスターズの「バラッド」、倉橋ルイ子の「Without Su…

あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう

No.3621【今日の1曲】青春期の恥ずかしさ万歳!「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」 一時期、岡村靖幸を゙よく聴いていた。岡村靖幸の歌はどれも青春期の恥ずかしい思い出的なものが多いが、その反面、少し胸が切なくなるものも多い…

週末はホテル生活を

No.3620【癒やされる時間】都市生活を堪能する「週末はホテル生活を」 サラリーマン時代は日本の都道府県の8割と韓国に出張していた。だからビジネスホテルには死ぬほど泊まった。豪華なホテルもいいが、ビジネスホテルは必要なものしかないからいい。 出張…

野球盤

No.3619(再)【レトロスペクティブ】年々進化してます「野球盤」 40代くらいからずっと欲しくて叶わなかったのは野球盤だ。エポック社製の野球盤は今でも欲しくてたまらない。 野球盤は昭和33年から続く2人で遊ぶボードゲームだ。相手が球を投げて、こちら…

堂島倶楽部

No.3618(再)【今日のレトロ店】雰囲気も最高「堂島倶楽部」 あまりホテルのBARには行かない。普通のBARより間違いなく高いからだ。それでも天満橋帝国ホテルのオールドインペリアルバー、中之島リーガロイヤルホテルのリーチバー、ホテル阪神のバー…

軽騎兵 序曲

No.3617(再)【名曲喫茶 浮月堂】ファンファーレが有名「軽騎兵 序曲」 確か小学校6年の時に、音楽の授業で初めて「軽騎兵 序曲」を聴いてなかなか良い曲だと思った。 「軽騎兵」はウィーンの作曲家のフランツ・フォン・スッペが1866年に作曲・初演したオ…

ONLY YOU

No.3616【今日の1曲】1980年代最高のバンド「ONLY YOU」 知人の30代の男性にBOØWYの話をしたら、表情を変えずに「なんすか、それ?」と言われた。そうか今の30代はBOØWYを知らないんだな。少し淋しかった。 おれが25〜27歳でデザインの専門学校に通っていた…

「今宵も喫茶ドードーのキッチンで」

No.3615(再)【今日の1冊】癒される料理とドリンクを「今宵も喫茶ドードーのキッチンで」 このところ頭が疲れているので大人の童話的な小説をいくつか読んでいた。学生時代はコバルト文庫も好きだったのでたまにはいい。 標野凪の「今宵も喫茶ドードーのキ…

明治ブラックチョコレート

No.3614(再)【今日の菓子】苦さが魅力の大人チョコ「明治ブラックチョコレート」 ミルクチョコレートはあまり好きではない。食べないことはないが自ら進んで買うこともない。板チョコで一番好きだったのは明治のブラックチョコレートだ。 ブラックチョコレ…

プラモデルを作ろう

No.3613 【癒やされる時間】子供に戻って癒されよう「プラモデルを作ろう①」 30代を超えたら仕事が忙しくなり、休日は寝て過ごして1日が終わる人が多い。悲しいことだ。30代を超えたら、休日の昼下がりは昔を思い出してプラモデルを作ろう。かの石坂浩二先…

クリフォード・ブラウン ウィズ ストリングス

No.3612(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】ストリングス盤のNo.1「クリフォード・ブラウン ウィズ ストリングス」 ジャズマンの夢は、ストリングス(弦楽団)との競演である。スタン・ゲッツもポール・デスモンドも、チェット・ベイカーも、MJQもキャノンボ…

We're All Alone

No.3611 (再)【今日の1曲】ドライブデート必須の曲「We're All Alone」 女性とドライブに行く時の音楽は何が良いのか。これは由々しき問題である。若い男性が失敗しがちなのは、自分の好きな曲をカーステレオで延々流しても女性が好きではない曲なら苦痛…

エアプレーン

No.3610(再)【レトロスペクティブ】パチンコの名機「エアプレーン」 30歳の時に突然失業した。勤務先のデザイン会社が社長の死去と共に解散したからだ。困った。仕方なく、フリーライターをやりつつ会社面接の日々だった。その一方で毎日競輪と競馬、パチ…

葡萄亭

No. 3609(再)【今日のレトロ店】美味しい洋食屋の代表「葡萄亭」 大阪駅前ビルに買い物や整体を受けに行ってた時によく食事していたのは洋食の葡萄亭だ。 並び立つ大阪駅前ビルの第3ビルに葡萄亭はあり、たまに行列ができている。カウンターだけの洋食屋…

危険な関係のブルース

No.3608 (再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】暗黒小説にふさわしい曲「危険な関係のブルース」 ジャズで一番カッコいい曲は「危険な関係のブルース」(1959)だ。アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズが演奏するこの曲は、映画「危険な関係」に使用された…

モーニングハイウェイ

No.3607【今日の1曲】あの夏の恋の想い出「モーニングハイウェイ」 杏里が好きだ。杏里といえばやはり夏の曲だろうか。今は冬なのにすみませんね(笑) 30代に北浜のメーカーに勤務していたのだが、当時は仕事も一生懸命だったが、恋愛にも力を入れていた。…

「そばと私」

No.3606(再)【今日の1冊】味わい方も想いも人それぞれ「そばと私」 昔からうどんより蕎麦が好きなので、大阪の老舗蕎麦屋にもよく通った。老舗蕎麦屋には必ず「新そば」という季刊の小冊子が置いてあり、無料なので貰って自宅で読むのを楽しみにしていた…

ココナツチョコレート

No.3605(再)【今日の菓子】ある意味、ミスドの代表「ココナツチョコレート」 ミスタードーナツで現在も販売しているもので、おれが好きなのはオールドファッション、チョコレート、ココナツチョコレートの3点だ。 残念なことにこの3点のドーナツはいつ店…

ときには星の下で眠る

No.3604(再)【今日の1冊】電子書籍も悪くない「ときには星の下で眠る」 昔から書店と書籍自体への愛が強いので「書店で買ったものを読む」ことにこだわってきた。だから近年定着しているアマゾンでの購入と電子書籍にはなかなか手が出なかった。電子書籍…

ショパン 夜想曲第二番

No.3603【名曲喫茶 浮月堂】ロマンチックで悲しい曲「ショパン 夜想曲第二番」 クラシックでピアノを聴くならショパンだ。やはり夜想曲(ノクターン)第二番が一番いい。 タイトルはわからなくてもこの優しいピアノ曲をを聴いたことがある人は多いと思う。ピ…

どうぞこのまま

No.3602(再)【今日の1曲】胸が熱くなる名曲「どうぞこのまま」 1970~1980年代は女性歌手の素敵な歌が多かった。おれの嫌いな、自分応援歌でもなく、どちらかと言えば叶わぬ恋の歌であり、許されぬ愛の歌だった。丸山圭子の「どうぞこのまま」(1976)も…

水栽培をやってみる

No.3601【癒やされる時間】面倒くさがりに最適「水栽培をやってみる」 趣味のない友人に園芸を勧めるが、お金がかかるとか汚れるから嫌だとか言われる。土を触り花が咲けば癒やされるのだが、なかなか説得は難しい。 土に種を蒔く園芸に良い印象のない人には…

CITIZEN ライトハウス

No.3600(再)【レトロスペクティブ】お洒落な腕時計「CITIZEN ライトハウス」 おれが20代に憧れた腕時計はCITIZENのライトハウスだ。ライトハウスとは灯台のことで、文字盤にイラストが描かれてあった。 ライトハウスの腕時計に憧れた理由のひとつは、テレ…

お初天神  インスパイア

No.3599(再)【今日のレトロ店】都会の隠れ家的BAR「お初天神 インスパイア」 酒の好き嫌いはあるだろうけれど、酒が飲めるなら人生一度くらいはBARに行くべきだと思っている。スナックやラウンジ、クラブではなくBARだ。 ウヰスキーが好きなので…

歌劇 カルメン

No.3571(再)【名曲喫茶 浮月堂】超絶技巧の発声に拍手「歌劇 カルメン」 今日はオペラ(歌劇)のご紹介を。有名なオペラは多々あるが初心者でもわかりやすいのはビゼーの「カルメン」だろうか。カルメンの曲のいくつかは有名なものがあり、日本人にも馴染…

YES MY LOVE

No.3570(再)【今日の1曲】日本最高のロック歌手「YES MY LOVE 」 あまり信じてもらえないが矢沢永吉が好きだ。かなり以前から好きだし、ライブのDVDもCDも持ってるし、カラオケの定番は「時間よ止まれ」「チャイナタウン」そして一番好きなのは「YES MY L…

「カンニング竹山の50歳からのひとり趣味入門」

No.3569【今日の1冊】 まず始めてみよう「カンニング竹山の50歳からのひとり趣味入門」 おれの知人たちは趣味皆無の人が多い。おれは多趣味な方だが、休日に家でゴロゴロしているよりは、色々やってみた方が人生は愉しいと思うのだが。おれは競馬も競艇も競…

豊島屋の鳩サブレ

No.3568(再)【今日の菓子】サブレの中のサブレ「豊島屋の鳩サブレ」 明治創業の、鎌倉にある豊島屋。豊島屋と言えば鳩サブレだ。鎌倉を代表する菓子であり土産物だ。 友人から鎌倉土産に貰った紙箱の鳩サブレがあまりに美味しくて、一時期は缶の大箱を豊島…

「春琴抄」

No.3567(再)【今日の1冊】究極のマゾヒズム小説「春琴抄」 今日は谷崎潤一郎の1933年発表の純文学、いや耽美派小説の最高峰で究極のマゾヒズム小説「春琴抄」だ。 大阪の薬問屋の娘で、容姿端麗な春琴は9歳の頃に病気で失明したが、彼女は三味線の才能を…