浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

RIDE ON TIME

No.3125【今日の1曲】1980年代幕開けの曲「RIDE ON TIME」 1980年代の山下達郎の代表曲は「RIDE ON TIME」に、まず間違いない。当時、おれは高校1年だったがレコードを買いに行ったぐらいこの曲が好きだったんだ。 「RIDE ON TIME」(1980)は山下達郎の6…

「事件記者怪談」

No.3124【今日の1冊】事件記者だけに信憑性あり「事件記者怪談」 怪談は好きなのだが、どちらかというと、未解決事件=都市伝説>神隠し的なものの方が興味はある。事件記者・太宰大の未解決事件ノンフィクションが好きなので、Kindle限定の「事件記者怪談…

かっぱえびせん

No.3123【今日の菓子】やめられない、とまらない「かっぱえびせん」 子供の頃の菓子のフレーズで忘れられないのは、カルビー「かっぱえびせん」の<やめられない、とまらない>だろうか。 カルビーのかっぱえびせんは昭和39年に誕生した、誰もが知っているス…

フライターグ サーフサイド6

No.3122【おれの愛用品】なかなか実用的な鞄「フライターグ サーフサイド6」 フライターグは1993年にスイスで生まれた国際的なバッグメーカーだ。トラックの防水幌(ターポリン)を生地に使用しており、中古っぽさが味で、同じデザインが存在しない。 フラ…

弦楽六重奏曲第一番

No.3121【名曲喫茶 浮月堂】重厚さがたまらない「弦楽六重奏曲第一番」 ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームスが1860年に作曲した弦楽六重奏曲第1番 変ロ長調作品18は、弦楽六重奏曲だ。 弦楽四重奏は、2つのヴァイオリンとビオラ、チェロで構成されているが…

いとしのレイラ

No.3120【今日の1曲】衝撃的な演奏「いとしのレイラ」 40代の時、劇団を運営している古い友人に頼まれて、演劇の戯曲(台本)を書いたことがあったんだ。内容は任せる、と言われたので、不倫をテーマにすることと、タイトルを「繚乱」にすること、クライマ…

井村屋 メロンボール

No.3119【レトロスペクティブ】夏の冷たい風物詩「井村屋 メロンボール」 瓜系の食材がダメなので、スイカやメロンも食べられない。スイカ味のドリンクやアイスキャンデーも無理なのに、メロンだけはメロンソーダ(無果汁)とか、メロンのシャーベットは食べ…

神戸元町 たちばな

No.3118【今日のレトロ店】絶品の明石焼「神戸元町 たちばな」 神戸元町に遊びに行った時に、いつも考えるのは昼食のことだ。到着するのがいつも午後2時頃なんで、たくさん食べると夕食が満喫できない。そんな時に重宝するのが神戸元町センター街のたちばな…

髪結いの亭主

No.3117【今日の映画】アラビア風ダンスが切ない「髪結いの亭主」 髪が長いのが嫌で、常に短髪にしている。サラリーマン時代はオールバックだった。短髪だから理容室に行くのが好きで、たまに女性が髪を切るサロンにも行ったのだが、やはり女性に髪を切られ…

Diz and Getz

No.3116【浮月堂 JAZZ名盤紹介】大御所同士の競演盤「Diz and Getz」 トランペットの大御所ディジー・ガレスピーと、クールなテナーサックスで知られるスタン・ゲッツのヴァーヴレコードでの競演盤「Diz and Getz」(1955)がいい。 「Diz and Getz」は、ジ…

真夜中のドア

No.3115【今日の1曲】令和に響く名曲「真夜中のドア」 かつての日本のニューミュージックやJ-POPが今、世界的なブームだという。その火付け役となったのが松原みき「真夜中のドア」(1979)である。 デビュー曲であるに関わらず、「真夜中のドア」での松原…

「無影燈」

No.3114【今日の1冊】渡辺淳一最高傑作 「無影燈」 初期の医学小説、後期の偏愛恋愛小説の全てを通して、渡辺淳一の最高傑作は「無影燈」だ。これは間違いない。 優秀な外科医でありながら大学でのエリートの道を捨てた、どこか影のある直江庸介。看護師の…

純露

No.3113【今日の菓子】飴らしい飴「純露」 UHA味覚糖の「純露(じゅんつゆ)」はそれほど好きな飴ではなかった。 約50年前に発売された「純露」はべっこう飴と紅茶飴が入り、発売以来、味も形も変わっていない。大嫌いではなかったが、あまり好きではなかっ…

一太郎

No.3112【レトロスペクティブ】日本開発のワープロソフト「一太郎」 「一太郎」はジャストシステムが開発して、1985年に発売したワープロソフトだ。 「一太郎」発売時、おれはデザイン会社のコピーライターだったのだが、担当するクライアント(お得意様)の…

交響曲 大地の歌

No.3111【名曲喫茶 浮月堂】不吉だが、良い交響曲「交響曲 大地の歌」 「大地の歌」は、1908年にオーストリアの作曲家グスタフ・マーラーが作曲した交響曲。歌唱部分もあるんだ。 クラシック界には<第九の呪い>と呼ばれる不吉なジンクスがある。それは「交…

Be My Baby

No.3110【今日の1曲】フィル・スペクターの名曲「Be My Baby」 大滝詠一や山下達郎ほか、日本のミュージシャンに多大な影響を与えた、アメリカの天才プロデューサーのフィル・スペクター。彼の代表作がザ・ロネッツの名曲「Be My Baby」だ。 1958年に結成さ…

富士通OASYS

No.3109【レトロスペクティブ】ライター必須のワープロ「富士通OASYS」 おれが20代の頃は携帯電話はなく、パソコンもなかった。勤務していたデザイン会社では、コピーは原稿用紙に書いていた。ただ、自宅にはワープロ(ワードプロセッサー)はあった。おれが…

京都寺町 まきの

No3108【今日のレトロ店】最高の天丼の店「まきの」 京都での夕食は鰻、と以前に書いたが、昼食は南座横の松葉の鰊蕎麦か、寺町通りの「まきの」の天丼が多かった。 「まきの」の天丼は美味しい。今はなき、大阪駅前第一ビルにあった「かえん」と並ぶぐらい…

ガルシアの首

No.3107【今日の映画】強烈な暴力映画「ガルシアの首」 久しぶりにおれの好きなサム・ペキンパー監督の暴力映画をご紹介したいと思う。1974年のアメリカ映画「ガルシアの首」だ。この映画はペキンパーが絶好調期の作品で、この頃の「ワイルドバンチ」や「ゲ…

The Sidewinder

No.3106【浮月堂 JAZZ名盤紹介】ワンホーンアルバムの傑作「The Sidewinder」 1964年にリー・モーガンが発表の「The Sidewinder」は実に良いアルバムだ。 名門Blue noteレコードの中でも、ジャケットデザインと、曲の人気が高い。アルバムの中でも、やはり「…

プラステック・ラヴ

No.3105【今日の1曲】世界的ヒット中の曲「プラステック・ラヴ」 今から39年前の1984年の曲が現在世界的ヒットしている。竹内まりやの「プラステック・ラヴ」だ。同曲や、松原みきの「真夜中のドア」みたいな、ニューミュージック黎明期の音楽が世界的ヒッ…

「ファースト・プライオリティー」

No.3104【今日の1冊】それは人生で大事なこと「ファースト・プライオリティー」 「恋愛中毒」の次に山本文緒の「ファースト・プライオリティー」(2002)を読んでみた。Kindle203冊目の小説である。ファースト・プライオリティーとは<最優先すること>を意…

不二家ハートチョコレート

No.3103【今日の菓子】取り扱いが大事です「不二家ハートチョコレート」 不二家のチョコレートは妙に美味しい気がする。形はともかく、パラソルチョコレートもペンシルチョコレートも、明治や森永よりも懐かしい味だ。不二家ハートチョコレートもまたしかり。…

ダンシングアメリカン

No.3102【今日も1曲】サントリーらしからぬCM「ダンシングアメリカン」 中学生当時の、おれの洋画のNo.1女優はシェリル・ラッドだった。シェリルは人気洋画ドラマ「チャーリーズ・エンジェル」に出演しており、人気が高かった。 そんなシェリルがサントリ…

軽騎兵 序曲

No.3101【名曲喫茶 浮月堂】ファンファーレが有名「軽騎兵 序曲」 確か小学校6年の時に、音楽の授業で初めて「軽騎兵 序曲」を聴いてなかなか良い曲だと思った。 「軽騎兵」はウィーンの作曲家のフランツ・フォン・スッペが1866年に作曲・初演したオペレッ…

Overnight Success

No.3100【今日の1曲】夢見る少年少女へ「Overnight Success」 おれが20才の頃、SONYのヴィデオカセットテープの印象的なテレビCMが流れていた。アメリカ人の少女がブロードウェイでの成功を夢見て、オーディションを受ける。そのCMで流れていたのが「Overni…

Palm

No.3099【レトロスペクティブ】アナログに負けた情報端末「Palm」 Palm(パーム)とは1996年にPalm社から販売された携帯情報端末のことだ。 Palmはスケジュール管理、ToDo(やる予定)管理、メモ等をスタイラスペンを使用して液晶画面に書き込める、いわば電…

イスズベーカリー

No.3098【今日のレトロ店】神戸っ子のソウルフード「イスズベーカリー」 吉田茂首相の長男で、作家の吉田健一の「舌鼓ところどころ」は美食随筆の名著だ。この中で、神戸のパンとバタ(バター)の美味しさに触れている。 神戸は日本のパンの発祥地と言われ、…

隣の女

No.3097【今日の映画】偶然からの悲劇的恋愛「隣の女」 フランス映画で一番好きな監督はフランソワ・トリュフォーだ。20代の頃は大阪中の名画座を回って、トリュフォー作品を観た。ヌーヴェルヴァーグの監督の中でもゴダールに比べてトリュフォー作品は理解…

The Scene Changes

No.3096【浮月堂 JAZZ名盤紹介】ジャズピアノの超有名盤「The Scene Changes」 ピアノのチャーリー・パーカーと呼ばれたバド・パウエル。「The Scene Changes」はバド・パウエルの1958年発表のアルバムで、ジャズの歴史的名盤でもある。 ピアノ演奏が超絶技…