No.3116
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
大御所同士の競演盤
「Diz and Getz」
トランペットの大御所ディジー・ガレスピーと、クールなテナーサックスで知られるスタン・ゲッツのヴァーヴレコードでの競演盤「Diz and Getz」(1955)がいい。
「Diz and Getz」は、ジャズを聴き始めた19歳の時に知人の本屋の主人にレコードを借りた。
1曲目の「スイングしなけりゃ意味ないね」を聴いて、ガレスピーのトランペットとゲッツのテナーに魅せられた。それに何より、職人マックス・ローチの激しいドラムが秀逸なのだ。
スタン・ゲッツは、ヴァーヴレコードでライオネル・ハンプトン(ヴィヴラフォン)やビル・エヴァンス(ピアノ)、ジェリー・マリガン(バリトンサックス)とも競演しているが、その中でも「Diz and Getz」は白眉と言えよう。
【スイングしなけりゃ意味ないね】
https://youtu.be/UMgQc77PTa8