No.3057
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
激しいドラミング
「チュニジアの夜」
ジャズのスタンダード「チュニジアの夜」は、トランペットの大御所デイジー・ガレスピーが1942年に作曲した曲だ。
ガレスピーの名演も多々あるのだが、今回はアート・ブレイキーとザ・ジャズメッセンジャーズが1960年発表のブルーノートの名盤「A Night in Tunisia」をご紹介したいと思う。
ドラムの巨匠アート・ブレイキーの奏法はアフロキューバンリズムと呼ばれる激しいもので、「チュニジアの夜」にマッチしている。ライブではブレイキーの激しいドラムから始まり、ピアノが加わり、リー・モーガンのトランペットとベニー・ゴルソンのテナーサックスが続く。
古くは神様チャーリー・パーカーとガレスピーの歴史的名演もあるが、「チュニジアの夜」はやはりアート・ブレイキーとザ・ジャズメッセンジャーズなのである。
【アート・ブレイキーとザ・ジャズメッセンジャーズ】
https://youtu.be/6jQLZ5OKXks
【デイジー・ガレスピー&チャーリー・パーカー】
https://youtu.be/gfLVVHxk4IM