No.2622
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
ワンホーンの魅力が満載
「チャーリー・パーカー プレイズ コール・ポーター」
アルトサックスの神様と言えばチャーリー・パーカーだが、彼の珍しいワンホーンアルバムが「チャーリー・パーカー プレイズ コール・ポーター」(1954)だ。
サックスでもトランペットでも管楽器とその演奏者の魅力が一番伝わるのはワンホーンアルバムだと思っている。すなわちピアノ、ベース、ドラムスのトリオにプラス管楽器のカルテットが一番いい。だがチャーリー・パーカーのアルバムはトランペットのデイジー・ガレスピー等が加わったクインテット演奏が多く、ワンホーンの本盤は珍しい。
コール・ポーターは、アメリカの作曲家で、映画音楽やミュージカルに素晴らしい曲を多く残し、その曲はジャズミュージシャンにも愛された。本盤ではパーカーがコール・ポーターの名曲を感動的に演奏している。
【アイ・ラヴ・パリ】
https://youtu.be/9pTBqxpLbpg