浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

サンジェルマンのジャズメッセンジャーズ

No.2096
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
感動に感嘆の叫び
「サンジェルマンのジャズメッセンジャーズ」

アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズが1958年にパリのジャズクラブ「サンジェルマン」で演奏したライブ盤「サンジェルマンのジャズメッセンジャーズ」がいい。

CDは3枚組だが、やはりここは「モーニン」が収録されたVol.2が秀逸。この頃のジャズメッセンジャーズはフロントがリー・モーガン(トランペット)とベニー・ゴルソン(テナーサックス)の絶好調期の2菅なので演奏も素晴らしい。

クラブサンジェルマンの客席にいた女性ピアニストのヘイゼル・スコットが、冒頭のボビー・ティモンズのピアノソロの途中、感極まって思わず、「Oh, Lord Have Mercy!(ああ、支配者は慈悲を持っています!)」と叫び出し、曲目はこの時だけ「モーニン ウイズ へイゼル」となったエピソードは有名な話だ。

【モーニン】
https://youtu.be/wp_HirzUKW4

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