No.3044
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
フルートの偉大さを知る
「What's New」
久々にジャズの名盤をご紹介したい。名門ヴァーヴレコードが1969年発表の「What's New」だ。
ヴァーヴレコードと言えば最も有名なピアニストはビル・エヴァンスだ。そんなエヴァンスがフルートの巨人ジェレミー・スタイグとカルテットで演奏したのが名盤の「What's New」だ。特にこの中の「枯葉」がいい。エヴァンスの枯葉と言えば大名盤「ポートレイト・イン・ジャズ」のトリオ演奏が秀逸なのだが、スタイグと組んだ同曲も実に素晴らしい。今はなき南茨木のジャズ喫茶「ヒッコリーハウス」でリクエストしてＪＢＬのスピーカーで聴いた時は感動しました。
フルートと言う楽器はジャズよりもクラシック、それもオーケストラに相応しいと思うが、ピアノトリオに加わってこれほどの演奏は本盤以外にない。
【枯葉】
https://youtu.be/V8arxAxC4D4
【エヴァンス トリオ盤】
https://youtu.be/qaupDFQnFt4
