浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

ワルツ・フォー・デビイ

No.2566
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
天才ラファロのベースに涙
ビル・エヴァンス トリオ
「ワルツ・フォー・デビイ」

深まる夜に聴きたい静かなジャズをご紹介したい。
ビル・エヴァンストリオの名盤「ワルツ・フォー・デビイ」は1961年に名門ジャズクラブのヴィレッジヴァンガードでの録音盤だがそのムーディーにして繊細な演奏は今の時期にぴったりだ。

メンバーはビルのピアノに、ベースのスコット・ラファロ、ドラムのポール・モチアンというビル・エヴァンスのトリオ演奏では最盛期のメンバーだ。このメンバーは「ポートレイト・イン・ジャズ」と同じで、この2枚は双璧と言える。

収録曲は「ワルツ・フォー・デビイ」もいいのだが「マイ・フーリッシュ・ハート」が素晴らしい。<愚かなりし我が心>の日本名のこの曲は映画「大停電の夜に」(2005)にも使われた。

【マイ・フーリッシュ・ハート】
https://youtu.be/4vExgBIQwEU

【ワルツ・フォー・デビイ】
https://youtu.be/W3wq7ejawIA

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