浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

2023-12-01から1ヶ月間の記事一覧

君の瞳に恋してる

No.3505【今日の1曲】80年代のディスコの名曲「君の瞳に恋してる」 20代の頃、おれが高校の先輩に連れられて行った、いくつかのディスコでは必ず「君の瞳に恋してる」が流れていた。 ボーイズ・タウン・ギャングの「君の瞳に恋してる」は、当時の洋楽の大ヒ…

「今だけのあの子」

No.3504【今日の1冊】女の友情は複雑「今だけのあの子」 「汚れた手をそこで拭かない」に続いて、芦沢央の「今だけのあの子」を読む。kindle326冊目で読了時間は3時間。 結婚おめでとう、メッセージカードを書く手が震える。大学時代、新婦とは一番の親友…

道後温泉 坊っちゃん団子

No.3503(再)【今日の菓子】小さく可愛い銘菓「道後温泉 坊っちゃん団子」 出張で3回訪れた愛媛県松山市だが、行くたびに必ず道後温泉には立ち寄っていた。道後温泉は入浴後に浴衣を貸してくれて2階の広間で寛げる。その時にお茶と坊っちゃん団子が供され…

センチメンタルジャーニー

No.3502【浮月堂JAZZ名盤紹介】マクリーンのアルトがいい「4、5&6」 ジャッキー・マクリーンは評価の難しいアルトサックス奏者である。作品の出来不出来がありムラがある。 1956年リリースのアルバム「4、5&6」は、おれ的には評価したいアルバムだ。…

あまく危険な香り

No.3501(再)【今日の1曲】やはり音楽のNo.1「あまく危険な香り」 ハードロックとヘビーメタル以外の様々な音楽、ジャズやクラシック、ボサノヴァやタンゴ、そして日本の歌謡曲やシティポップを聴いてきた。それらの中で一番好きな曲は、と聞かれたら、や…

聴きたい音楽①

No.3500【癒やされる時間】ボサノヴァ+鳥の鳴き声「聴きたい音楽①」 人がどんな音楽で癒やされるかは人それぞれだ。クラシックで癒やされる人、ジャズで癒やされる人、様々だ。ここではどんな人でも癒やされる音楽を紹介したい。 「ことりカフェ」というCD…

「滔々と紅」

No.3499【今日の1冊】強くブレない主人公に涙「滔々と紅」 志坂圭の本の3冊目を読む。「沖の権左」「天生の狐」に続き、「滔々と紅」(とうとうとべに)だ。読了時間は4時間。 天保八年、飢饉の村から 9歳の少女・駒乃が人買いによって江戸吉原の大遊郭…

ウェザーリポート

No.3498(再)【レトロスペクティブ】関西ボーイズの聖地「ウエザーリポート」 80年代、神戸の舞子にウエザーリポートという海の見えるカフェがあった。ロケーションは最高で、「ウエザーリポートに来て女を落とせない奴は男じゃない」という言葉すらあった…

ホワイティ梅田  ピヨ

No.3497(再)【今日のレトロ店】永年連れ添った夫婦みたい「ホワイティ梅田 ピヨ」 兄が好きだったカレーショップがあり、かなり昔に初めて行ってみた。ホワイティ梅田にある「ピヨ」だ。 カウンターだけの店だが、初めて行った時はそれほど印象に残る店で…

ヴィレッジヴァンガードの大西順子

No.3496(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】ピアノは打楽器である「ヴィレッジヴァンガードの大西順子」 久しぶりに「ヴィレッジヴァンガードの大西順子」を聴いてみた。歌うようにピアノを弾く大西順子はやはり凄いなあ。 演奏自体は1994年と29年前にニューヨー…

東京は夜の七時

No.3495【今日の1曲】渋谷系音楽の代表曲「東京は夜の七時」 かつて渋谷系と呼ばれたピチカート・ファイヴの音楽はなかなか魅了される。おれもアルバムは7枚持っているが、「東京は夜の七時」はその中でも好きな曲だ。 「東京は夜の七時」はピチカート・フ…

「日めくりだより」

No.3494(再)【今日の1冊】無理しない日々を夢みる「日めくりだより」 NHKで放映された「高山なおみの神戸だより」を観ていたら久々に高山さんの本が読みたくなり本書を購入した。 料理家で文章家の高山なおみさんは吉祥寺でお店を経営してシェフをしてい…

マルセイ バターサンド

No.3493(再)【今日の菓子】バター好きにはたまらない「マルセイバターサンド」 北海道の銘菓で美味しいと思うものはトラピスト修道院のトラピストクッキーと六花亭のマルセイバターサンドだ。 マルセイバターサンドは昭和52年に北海道十勝に根づいた菓子と…

「汚れた手をそこで拭かない」

No.3492【今日の1冊】直木賞候補作としては◎「汚れた手をそこで拭かない」 久しぶりに芦沢央の作品を読む。2020年の第164回下半期の直木賞候補作「汚れた手をそこで拭かない」だ。読了時間は3時間だ。 ひたひたと忍び寄る恐怖。ぬるりと変容する日常。平穏…

グルーヴィー

No.3491【浮月堂JAZZ名盤紹介】味のあるピアニスト「グルーヴィー」 ピアニストのレッド・ガーランドは1950年代半ばに、帝王マイルス・デイヴィスのグループに参加していた実力派だ。 ピアニストとしてデビューする前のガーランドはライト級のボクサーとして…

さよならの足音

No.3490【今日の1曲】有名ではないが名曲「さよならの足音」 前回、スターダストレビューがいい、と記載したが、名盤「VOICE」に収録された「さよならの足音」も実に良い歌だ。 スタレビのヴォーカルは根本要だけではなく、脱退した三谷泰弘も歌う。「さよ…

北欧的ライフスタイル

No.3489【癒やされる時間】ミドルからの生き方「北欧的ライフスタイル」 おれが50代から実践しているのは北欧的ライフスタイルだ。おれだけじゃなく北欧ライフを生活に取り入れている人は多い。 北欧の、フィンランドやデンマーク、アイスランド、ノルウェー…

docomoポケットボード

No.3488(再)【レトロスペクティブ】女子好みの不思議マシン「docomoポケットボード」 初期の携帯電話はカメラはもちろんなかったし、メールは超短文しか遅れなかった。そのメールを手軽に作成できるのがdocomoから発売されたポケットボードだった。 ポケッ…

西梅田 ロンドンティールーム

No.3487【今日の名店】雰囲気のいい名店「西梅田 ロンドンティールーム」 堂島のデザイン事務所に勤務していた頃、たまに同僚女性と退勤後にお茶を飲んでいた。おれはコーヒー好きだが、たいてい誘われるのは紅茶専門店の「ロンドンティールーム」だった。 …

アイネ・クライネ・マハトムジーク

No.3486【名曲喫茶 浮月堂】天才の有名な曲「アイネ・クライネ・マハトムジーク」 有名な曲の多いモーツァルトだが、誰でも知っている曲と言えば、やはり「アイネ・クライネ・マハトムジーク」だろう。 「アイネ・クライネ・マハトムジーク」はモーツァルト…

トワイライトアヴェニュー

No.3485【今日の1曲】今、こういう曲が聴きたい「トワイライトアヴェニュー」 今はともかく、昔の曲が良かったな、と思えるグループはやはりスターダストレビューではないか。 「夢伝説」「トワイライトアヴェニュー」「今夜だけきっと」「もう一度ハーバー…

「老人と海」

No.3484【今日の1冊】闘うことの意味「老人と海」 高校時代から、〈ロストジェネレーション(失われた世代)〉派の作家が好きなので、スコット・フィッツジェラルドやウイリアム・フォークナーなどを読んできた。中でもヘミングウェイが一番好きだった。 キ…

かもめの玉子

No.3483【今日の菓子】岩手県の銘菓「かもめの玉子」 サラリーマン時代、岩手県には2度出張に行った。出張に行く前日に会社の女子社員から『かもめの玉子をお土産にお願いします!』と懇願された。 かもめの玉子は、岩手県の銘菓であり、さいとう製菓により…

川尻製陶所のマグカップ

No.3482(再)【おれの愛用品】感触良しの逸品「川尻製陶所のマグカップ」 マグカップはいくつも持っているのだが、口をつけた時に感触の良いものを永く探していた。そしてようやく見つけたのが川尻製陶所のマグカップだ。 全体的に丸いフォルムで、土を感じ…

コンコルド

No.3481(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】初心者に最適のアルバム「コンコルド」 相変わらずのコロナ禍で、いつになったら終息するのだろうか、と思う。明けない夜はない、と言うことだから期待しつつ待つしかない。そんな想いで聴きたいのがMJQ(モダンジャズ…

プラスティック・ラヴ

No.3480(再)【今日の1曲】世界的ヒット中の曲「プラスティック・ラヴ」 今から39年前の1984年の曲が現在世界的ヒットしている。竹内まりやの「プラスティック・ラヴ」だ。同曲や、松原みきの「真夜中のドア」みたいな、ニューミュージック黎明期の音楽が…

温かいドリンク

No.3479【癒やされる時間】冬の夜は暖かくして「温かいドリンク」 仕事を終えた週末の深夜に飲みたいドリンクは何か。酒という人もいるだろうが、飲めない人はどうしたら良いだろう。 酒を飲めない人や、酒を飲む気分じゃない人は、ホットレモネードをお勧め…

天下一品

No.3478(再)【今日のレトロ店】好き嫌いもあるだろうが「天下一品」 高校生の頃だったか、漫画家の江口寿史が、天下一品のラーメンを食べるためにわざわざ新幹線で京都へ行く話と、スープを腕の血管に打ちたいという話を日記漫画で読んだ。当時は京都の北…

CDウォークマン

No.3477【レトロスペクティブ】評価の難しいアイテム「CDウォークマン」 CDウォークマンとは、ソニーが1984年に発売したポータルオーディオプレイヤーである。 それまでのウォークマンやMDウォークマンは、CDからカセットテープやMDに録音した音楽を聴いてい…

アワ・マン・イン・パリ

No.3476(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】味のあるテナーを聴くべし「アワ・マン・イン・パリ」 豪快なソニー・ロリンズやクールなスタン・ゲッツほどメジャーではないけれど味のあるテナーサックス奏者がデクスター・ゴードンである。 そんなデクスター・ゴー…