浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

BELOVED

No.3440(再)【今日の1曲】曲がいいし歌詞もいい「BELOVED」 ファンの人には申し訳ないけれどGLAYも聴くんです。還暦近いのにすみません。反省はしてませんが。 GLAYの曲の中では「口唇」「誘惑」「HOWEVER」「グロリアス」も好きだが、やはり一番好きなの…

「死刑台の微笑」

No.3439【今日の1冊】骨太の法曹小説だが「死刑台の微笑」 久々に麻野涼を読む。最近読むことの多い未成年犯罪と、それを護る少年法についてのミステリーだ。読了時間は5時間。 3人の少年によって、ひとり娘を惨殺された母親は、娘の無念と悲しみを晴らす…

プロヴァンスに憧れる

No.3438【癒される時間】人の喜びに満ちた土地「プロヴァンスに憧れる」 イギリス湖水地方に住みたい、と書いたが、正確には湖水地方かフランスのプロヴァンスに住みたい。 プロヴァンスは、フランス南東部にある都市だ。オリーヴが繁り、ラヴェンダーが薫る…

神戸ノート

No.3437(再)【レトロスペクティブ】レトロっぽいが未だ現役「神戸ノート」 たぶん昔の小学生はブリタニカ学習帳を使い、今の小学生はジャポニカ学習帳を授業で使っているのではないだろうか。神戸出身のおれの小学生時代は「神戸ノート」だった。 関西ノー…

大阪市立科学館

No.3436【今日の施設】デートの穴場スポット「大阪市立科学館」 プラネタリウムが好きなので、デートや仕事をサボって肥後橋にある大阪市立科学館によく通った。 かつて四ツ橋にあった大阪市立電気科学館が肥後橋に移転して大阪市立科学館になった。ここに巨…

「神戸怪談」

No.3435【今日の1冊】お洒落な街の怖い話「神戸怪談」 おれは神戸出身だ。今は大阪府箕面市で暮らしているが、一度でも大阪人だと思ったことがない。基本的に大阪人と神戸市民は違うんだ。そんなおれが田中俊行「神戸怪談」を読んでみた。読了時間は2時間…

アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション

No.3434(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】ある意味、白人アルト最高峰「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」 有名で超一流なのにあまり聴かないのがアルトサックス奏者のアート・ペッパーだ。白人アルトサックスの最高峰と言われ、ウエストコー…

マンボNo.5

No.3433【今日の1曲】軽快なリズムがいい「マンボNo.5」 ボサノヴァも好きだし、アルゼンチンタンゴも聴く。実はマンボも好きだ。 マンボは、ラテン音楽のダンス曲のひとつでルンバよりややリズミカルである。1940年代にピアニストのペレス・プラードが広…

JALビーフコンソメスープ

No.3432(再)【原田家御用達】機内食のロングセラー「JALビーフコンソメスープ」 信用していないわけではないが出張で飛行機を使う時は全日空が多かった。当時の日本航空は(JAL)それなりに事故が多くて同じ場所に行くのなら全日空だったわけだ。しかし同…

「世界で一番怖い答え」

No.3431【今日も1冊】期待はずれ「世界で一番怖い答え」 おれは観たことはないんだが、フジテレビ系列で不定期に放映されている「世界で一番怖い答え」が本になっており話題だったので高いが読んでみた。読了時間は1時間半。 フジテレビにて不定期で放送さ…

「コープス・ハント」

No.3430【今日の1冊】話が広がりすぎた?「コープス・ハント」 また知らない作家の小説を読んでみた。下村敦史の「コープス・ハント」だ。知らない作家の小説は当たりと外れが多い。読了時間は3時間だった。 「1件は俺の犯行じゃない。〈おれの思い出の場…

喜八洲総本舗の酒饅頭

No.3429(再)【今日の菓子】老舗の看板商品「喜八洲総本舗の酒饅頭」 阪急十三の和菓子の老舗・喜八洲総本舗の菓子はどれもみな美味しい。力士最中のような長期保存できるものもいいんだが、どちらかといえば温かいものの方が絶品だ。 喜八洲総本舗の温かい…

「なんといふ空」

No.3428(再)【今日の1冊】関西人的発想か「なんといふ空 増補版」 以前にもご紹介した最相葉月の名著「なんといふ空」がKindleで増補版として復活したので再読してみた。 著者の最相葉月は「絶対音感」や「青いバラ」などで知られるノンフィクション作家…

NEVER LET ME GO

No.3427(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】大阪の誇り、新世界発のジャズ「NEVER LET ME GO」 珍しく澤野工房のアルバムをご紹介。澤野工房は新世界の通天閣のすぐそばにある履物店が主宰するレコード会社だ。本当に履物店の主人が趣味で始めたレコード会社なの…

マイ・ラブ

No.3426(再)【今日の1曲】将来が読めなかったあの頃「マイ・ラブ」 ドラマ「噂の刑事トミーとマツ」の軽くてチャラい演技でお笑い系の歌手のイメージが強い松崎しげるだが、おれは日本屈指のヴォーカリストだと思っている。 松崎しげると言えば「愛のメモ…

コメダ珈琲 シロノロワール

No.3425(再)【今日の菓子】コメダ珈琲の一番人気「コメダ珈琲 シロノロワール」 ありがたいことに電車で行ける距離にコメダ珈琲店がある。ここでブレンドコーヒーを飲みつつコメダ特製のナッツを食べるのが好きだった。 たまに人気のシロノロワールも食べ…

湖水地方を想う

No.3424【癒される時間】人生終盤に住むべき土地「湖水地方を想う」 住みたい場所のランキングがよく話題になるんだが、おれは神戸出身で、今は箕面市に住んでいる。どちらもいい場所だが、一番住みたいのはイギリス湖水地方だ。 湖水地方とは、イギリス北部…

MD

No.3423【レトロスペクティブ】画期的な音楽録音ソフト「MD」 カセットテープで聴くウォークマンの後に出た画期的な音楽再生機は「MD」だ。 MDはシングルCDぐらいのディスクが正方形のプラスチックに入った録音ソフトで、それをMDウォークマンかMDの聴けるコ…

京都先斗町 いづもや

No.3422【今日のレトロ店】風光明媚な料理屋「京都先斗町 いづもや」 京都の食事=鰻、という話は何回か書いた。一番多く食事したのは先斗町のいづもやだ。 いづもやは、創業が大正5年に新京極に開業し、今の先斗町に移転した。やや新しい老舗ではあるけれ…

「アウトバーン」

No.3421【今日の1冊】あり得ない感のある作品「アウトバーン」 ずっとイヤミスを読んでいたので、少しだけ軽いミステリーを読もうと、ドラマ化もされた深町秋生「アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子」を読む。読了時間は3時間。 暴力を躊躇わず、金で同…

アメリカンドッグ

No.3420(再)【今日のデリカ菓子】甘い生地がいいんだ「アメリカンドッグ」 コンビニのカウンターでよく買っていたのはアメリカンドッグだ。たいていのコンビニのレジカウンターには保温機に置かれておりますね。 アメリカンドッグはソーセージに、小麦粉、…

恋する惑星

No.3419(再)【今日の映画】苦い思い出の映画だが「恋する惑星」 先日DVDの棚を見ていたら「恋の惑星」を見つけた。懐かしいね。この作品は金城武と監督ウォン・カーウァイの出世作で世界的にヒットしたんだ。 金城武扮する失恋した刑事は、逃亡中のドラッ…

マイ・フェイバリット・シングス

No.3418【浮月堂 JAZZ名盤紹介】だんだん聴きなれる曲「マイ・フェイバリット・シングス」 かなり以前の話だが、初めてジョン・コルトレーンの名盤「マイ・フェイバリット・シングス」(1961)を聴いた時は少し驚いたんだ。 アルバムのタイトル曲はご存知の…

TAXI

No.3417(再)【今日の1曲】マイソウルシスターの名曲「TAXI」 20代後半に付き合っていた女性は鈴木聖美が好きだった。理由を聞くと、鈴木聖美はシングルマザー(当時)として頑張っていて素敵だからと言う。 鈴木聖美は鈴木雅之の実姉として1987年に「シン…

「三叉路ゲーム」

No.3416 【今日の1冊】 骨太な警察小説「三叉路ゲーム」 前に読んだ「死の刻」もなかなか良かったので、麻野涼の警察小説「三叉路ゲーム」を読む。読了時間は4時間でKindle310冊目の本になる。 国立警察署に勤務する警部補の小学2年生の娘が青梅鉄道公園…

ベノアのスコーン

No.3415(再)【今日の伝統菓子】相性の悪い伝統菓子「ベノアのスコーン」 映画「ミス・ポター」や英国湖水地方の番組を観ていて、その地域のティータイムの常用菓子スコーンが食べたくなり、ベノアのスコーンを取り寄せた。 スコーンは1度だけ食べたことが…

京阪京橋  京橋うどん

No.3414(再)【今日のレトロ店】これぞ大阪の蕎麦の味「京阪京橋 京橋うどん」 高校生ぐらいから、その味が好きでよく通っていたのが京橋うどんだ。 京橋うどんは京阪電鉄京橋駅を降りて、大阪人の心のランドマーク(笑)の京橋グランシャトーの前にある立ち…

イン・コンサート

No.3413(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】耳に残る懐かしいフレーズ「イン・コンサート」 20代の頃、自宅から自転車で20分の所に「アウトバーン」というお洒落なカフェがあった。懇意にしていた書店の主人に教えてもらった店で、深夜1時くらいまで営業していた…

ニューヨーク52番街

No.3412(再)【今日のアルバム】あの頃は良かった、の名曲「ニューヨーク52番街」 中学生の時にココアかなにかのテレビCMで流れていたビリー・ジョエルの「オネスティ」は実に印象的だった。 二十歳を過ぎて、よく通っていた阪急岡本界隈で当時は珍しかった…

GONTITIを聴く

No.3411【癒される時間】地球一番快適音楽「GONTITIを聴く」 久しぶりにGONTITI(ゴンチチ)を聴く。ゴンチチはゴンザレス三上とチチ松村によるギターデュオで、結成から44年経つ大阪出身の2人組である。 「地球一番快適音楽」と名乗り、初夏から夏に聴きた…