浮月堂黄昏抄

風流候・原田浮月堂の花鳥風月な日々

フルタ セコイアチョコレート

No.2880
【今日の菓子】
単に駄菓子屋菓子ではない
「フルタ  セコイアチョコレート」

今日は季節はずれのバレンタインデーのお話をしたいと思います。もう10月なのに。

中学時代のバレンタインデーはあまり本気チョコレートのやりとりをしている男女は見かけなかった。たいていは超安価なチロルチョコを2つぐらいの義理チョコをクラスの女子からいただくだけだった。しかし授業が終わり帰る準備をしていたら、隣席の女子から少し大きな紙袋を渡され、その子は逃げるように帰ってしまった。帰路、その袋の中を見るとセコイアチョコレートが30本入っていた。
フルタのセコイアチョコレートは1976年に誕生した、いわゆる駄菓子チョコレートだがかなり美味しかった。ウエハースをチョコレートで挟む発想が素晴らしい。このチョコレートはセコイアという世界的に有名な巨木をイメージして作られている。

専門学校時代の研修旅行でカリフォルニア州ヨセミテ国立公園に行った時、セコイアの木を見たのだがそれはあまりに立派な巨木で驚いた記憶がある。