梅沢富美男 人生70点主義

No.2702
【今日の1冊】
日本の数少ない好漢だ
梅沢富美男
「人生70点主義」

おれが毎週、週刊現代を読むのはグラビア目当てではなく、梅沢富美男のエッセイ「人生70点主義」が連載されているからだ。

梅沢富美男を初めて観たのは、1982年のTBSの名作ドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」だ。
ローン会社の社長の女(木の実ナナ)が大衆演劇の旅役者(梅沢富美男)と駆け落ちし、社長の命令で部下(西田敏行)が取り立てに向かう。大衆演劇の世界につい足を踏み入れた西田敏行がその魅力に染まってゆく話だ。名作だったな。

梅沢富美男もすでに70歳を超えて、毎日のようにワイドショーで怒っている。その怒りが炎上する時もあるが、本人はそれを「老害芸」だと割り切っている。しかし東日本大震災の被災者に涙し、赤ちゃんのミルクを持って現地に向かう姿や、糞政治家に怒り心頭なのは老害芸ではない。梅沢富美男は今の日本に少なくなった好漢だ。おれは昔から好きだし、彼の「夢芝居」は持ち歌でもあるんだな。
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