No.3175
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
blue note唯一の名盤
「Blue Train」
「聖者如くなりたい」は、ジョン・コルトレーンの言葉である。そんなジョン・コルトレーン唯一のblue noteの名盤が「Blue Train」だ。
「Blue Train」は1957年発表のジョン・コルトレーンの名盤中の名盤である。
コルトレーンのテナーサックスとリー・モーガンのトランペット、カーティス・フラーのトロンボーンのフロント3管編成である。珍しいのはコルトレーンとは合わないようなケニー・ドリューがピアノであることだろう。
1曲目の「Blue Train」がやはりコルトレーンらしくていい。
「聖者の如くなりたい」と言ったコルトレーンも、だんだんキリストみたいな容貌になっていったジョン・レノンも、本人はそれでいいんだが、聴く方はミュージシャンの思想よりも名演奏なら満足なんだよね。
★★★★☆
【Blue Train】
https://youtu.be/3qcSIKKWHUw