No.2832
【今日の菓子】
バターを味わう焼菓子
「ラング・ド・シャ」
初めてラング・ド・シャを食べたのはいつだったか。小学生あたりだったと思うのだが。
フランス伝統の焼菓子ラング・ド・シャの誕生は17世紀とも言われるが、とにかく歴史のある菓子だ。
初めてラング・ド・シャを食べた時、バターの味と香りを強く感じて驚いた。それはラング・ド・シャが小麦粉と同量のバターと砂糖に卵白を加えて作るからに違いない。
食感も同系統焼菓子のビスケットやクッキー、サブレとも違い、脆く崩れる軟らかさもラング・ド・シャの魅力なのだろう。