浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

グリーンドルフィン・ストリート

No.3836(再)【浮月堂 JAZZ名盤紹介】しっとりした大人のジャズ「グリーンドルフィン・ストリート」 ビル・エヴァンスが1959年に発表したアルバム「グリーンドルフィン・ストリート」が実にいい。 本盤1曲目の「あなたと夜と音楽と」は1962年の名盤「イン…

お久しぶりね

No.3835(再)【今日の1曲】やはり歌の上手さは◎「お久しぶりね」 昔の歌謡曲を調べていて、小柳ルミ子をを聴いてみた。やはり彼女はいいな。特に1983年から1984年にかけての歌が秀逸だった。 おれは1984年に発表された「今さらジロー」よりも、1983年の「…

タンカーのカメラバッグ

No.3834(再)【おれの愛用品】ほぼ毎日常用するバッグ「タンカーのカメラバッグ」 カメラ用としてではなく、常用のバッグとして使用しているのが吉田カバンのTENKERのカメラバッグだ。購入して10年になるが全く破損していない。 軽くて独自の手触りもいいし…

プラッシー

No.3833(再)【レトロスペクティブ】味は薄いが飲みたくなる「プラッシー」 昔、なぜか米屋にしか置いてなかったオレンジジュースがあった。名前はプラッシー。ミドル世代は1度は飲んだことのあるだろう清涼飲料水だ。炭酸は入っていないんだ。 なぜ米屋に…

青のりのおはぎ

No.3832(再)【今日の菓子】味の二刀流「青のりのおはぎ」 おはぎの種類はたいてい粒あん、きな粉、青のりだが、どれも好きだが1つだけ選ぶならおれは青のりか。 おはぎを販売している店を見ると、全て同価格の店もあるが、青のりが一番安い店も結構ある。…

淀屋橋 MJB珈琲

No.3831(再)【今日のレトロ店】淀屋橋に行く意味はもうない「淀屋橋 MJB珈琲」 その店があるからその街に行っていたのに、最近は店が閉店してしまい、街に行く意味がなくなることが多い。淀屋橋のMJB珈琲(閉店)もそのひとつだ。東洋陶磁美術館に行く以外…

MJB珈琲

No.3830(再)【今日の珈琲】これこそアメリカの味「MJB珈琲」 いつも、ではないがたまに飲みたくなる珈琲がMJB珈琲だ。あまりコーヒーを飲まない人もあの緑色の缶に黄色いフタは見たことがあるんじゃないか。 MJB珈琲は1881年に生まれた。名前のMJBは創業者…

「仕掛人めし噺」

No.3829【今日の1冊】秀逸なグルメ劇画「仕掛人めし噺」 前回に続いて今回も漫画。池波正太郎原作の小説「仕掛人藤枝梅安」の人気劇画から、酒と食事シーンのみピックアップした「仕掛人めし噺」をご紹介。 池波時代ノワールの最高峰「仕掛人 藤枝梅安」数…

ナイトバーズ

No.3828(再)【今日の1曲】夜のドライブにはこの曲「ナイトバーズ」 5年くらい前にシャカタクの「インヴィテーション」をご紹介した記憶がある。今回は同じくシャカタクの「ナイトバーズ」だ。もしかしたらこの曲も取り上げたかも知れないんだがまあいい…

そして僕は途方に暮れる

No.3827(再)【今日の1曲】やはりこの曲「そして僕は途方に暮れる」 ウォークマンをランダム選曲にして聴いていると久々に大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」が流れてきた。懐かしいねえ。この曲はまだドーナツ盤の頃だった。 見慣れない服を着た君が…

俳句を作る

No.3826 【癒やされる時間】なかなか高尚な趣味「俳句を作る」 趣味にお金がかけられないサラリーマンやシニア世代に勧めたい趣味は俳句だ。 俳句は四季を織り込んで、5字7字5字の計17文字の文章を作る。初心者にはなかなか難しいが、詩や短歌よりは区切…

中一時代

No.3825(再)【レトロスペクティブ】今はなき学年誌「中一時代」 おれが中学高校の頃は学年誌と呼ばれるものが存在した。幼児向けには「たのしい幼稚園」であり、小学生向けには「たのしい小学○年生」だ。 中学生になると、旺文社の「中一時代」と学研の「…

まきの

No.3824(再)【今日のレトロ店】最高の天丼の店「まきの」 京都での夕食は鰻、と以前に書いたが、昼食は南座横の松葉の鰊蕎麦か、寺町通りの「まきの」の天丼が多かった。 「まきの」の天丼は美味しい。今はなき、大阪駅前第一ビルにあった「かえん」と並ぶ…

虎屋  夜の梅

No.3823(再)【今日の菓子】皇室御用達の味「虎屋 夜の梅」 嫌いではないが、和菓子では最中と羊羹はあまり食べない。しかし3年に1回ぐらい虎屋の羊羹「夜の梅」が食べたくなる。 虎屋は室町時代後期よりの皇室御用達の菓子屋だ。虎屋と言えば羊羹なので…

組曲  惑星

No.3822(再)【名曲喫茶 浮月堂】宇宙イメージの壮大な曲「組曲 惑星」 イギリスの作曲家グスターヴ・ホルストの「惑星」は1920年に発表された組曲である。組曲とはいくつかの曲を合わせてひとつの曲にしたものだ。 「組曲 惑星」は、7つの天体の水星、金…

セクシーナイト

No.3821(再)【今日の1曲】クラクラする80年代の名曲「セクシーナイト」 今は三原じゅん子の名前で政治家をしている三原順子だが、おれ的には歌手で女優の頃の方が好きだった。80年代の歌謡ポップスの幕開けをかざるのはやはり「セクシーナイト」だろう。 …

「クイーンエメラルダス」

No.3820【今日の1冊】不滅のキャラクター「クイーンエメラルダス」 小説と随筆ばかり読んでいたので、たまには漫画を読もうと、松本零士の名作の「クイーンエメラルダス」を読む。 大宇宙の魔女と呼ばれ、「めぐり合った者は必ず死ぬ」とも噂される謎めいた…

池田水月公園の梅

No.3819(再)【季節の花】梅は咲いたか桜はまだかいな「池田水月公園の梅」 昔から桜より梅が好きだ。常用する手ぬぐいも梅の柄だし、わざわざ桜の名所に行くことはないが、観梅には毎年出かけていた。 北摂の梅の名所では、安産祈願で知られる中山寺の梅林…

豊島屋の鳩サブレ

No.3818(再) 【今日の菓子】 サブレの中のサブレ 「豊島屋の鳩サブレ」 明治創業の、鎌倉にある豊島屋。豊島屋と言えば鳩サブレだ。鎌倉を代表する菓子であり土産物だ。 友人から鎌倉土産に貰った紙箱の鳩サブレがあまりに美味しくて、一時期は缶の大箱を…

ハービス梅田  そじ坊

No. 3817(再)【今日のレトロ店】貴重な生山葵が嬉しい「ハービス梅田 そじ坊」 サラリーマン時代の金曜日の夜はマルビル地下のインド料理屋アショカか、NU茶屋町にあったグリル梅田での外食だった。しかしたまにハービス梅田のそじ坊で食べていた。 そじ坊…

僕等のダイアリー

No.3816(再)【今日の1曲】実はH2Oの隠れた名曲「僕等のダイアリー」 H2Oと言えばたいていの人が代表曲に「想い出がいっぱい」を挙げるけれど、おれ的には「僕等のダイアリー」だ。 相米慎二監督、薬師丸ひろ子主演の映画「翔んだカップル」はフジテレビで…

めくれたオレンジ

No.3815(再)【今日の1曲】<歌モノ>のNo.1「めくれたオレンジ」 東京スカパラダイスオーケストラはあまり聴かないしライブもGFに付き合って1回だけ観たぐらいなのだけれど。 そんなスカパラの曲の中で唯一カラオケでも熱唱していたのが「めくれたオレ…

満ちてゆくぼく

No.3814(再)【癒やされる時間】イラストレーターの絵本「満ちてゆくぼく」 頭が疲れた時、おれは薄めのコーヒーと静かなジャズ、そして太田朋さんの絵本がいい。 太田朋さんの絵を知ったのはサンテレビ(関西圏放映のテレビ局。チャンネルは3)の放映終了…

セブンアップ

No.3813(再)【レトロスペクティブ】通常のサイダーではない味「セブンアップ」 最近見なくなったドリンクに「セブンアップ」がある。正確には、見なくなったのは瓶のセブンアップで、アマゾンではまだ缶タイプは販売している。 嘘のような話だが、おれは小…

神戸ノ〜ト

No.3812(再)【おれの愛用品】レトロっぽいが未だ現役「神戸ノート」 たぶん昔の小学生はブリタニカ学習帳を使い、今の小学生はジャポニカ学習帳を授業で使っているのではないだろうか。神戸出身のおれの小学生時代は「神戸ノート」だった。 関西ノート株式…

「銀座旅日記」

No.3811(再)【今日の1冊】人の行動は様々だ「銀座旅日記」 作家や文化人の日記が好きだ。人の秘密が知りたい、と言うよりも、行動と食べに行った店、読んだ書籍等に興味があるからだ。意外に作家や文化人の日記は多く本になっており<日記文学>と呼ばれ…

HIRO珈琲の絹ロール

No.3810(再)【今日の菓子】絹のような軟らかさ「HIRO珈琲の絹ロール」 北摂の人気コーヒーチェーン店のHIRO珈琲。ここに行くとコーヒーと共に必ず注文するのが絹ロールだろうか。 ロールケーキなのだが絹のように軟らかく、巻いてあるクリームも美味しい。…

エビアン

No.3809(再)【原田家御用達】フランス産の硬水「エビアン」 ナチュラルミネラルウォーターは多々あるが、おれが好んで飲んでいたのはエビアンだ。冷やすと実に美味しい。 コピーライターの頃、アートディレクターのFさんはいつも瓶のエビアンを飲んでいた…

Time goes by

No.3808(再)【今日の1曲】恋愛の基本とは何か「Time goes by」 Every Little Thingは聴かないのだが、おれが唯一好きなのが「Time goes by」だ。 「Time goes by」(2000)を初めて聴いたのは、ドラマ「甘い結婚」のエンディングに流れていたの知り、いい…

ブルー

No.3807(再)【今日の1曲】歌の上手さはピカイチ「ブルー」 1977年に渡辺真知子が21歳でデビューした時、その歌の上手さと声量、そして何より作詞作曲も自分で手がけていることに驚いた。同世代の歌手の中では庄野真代と共に抜きん出ていたんだ。 デビュー…