No.4184
【今日も読書】
「眠れぬ夜のご褒美」
6人の作家による連作集「眠れぬ夜のご褒美」を読む。さまざまな場所と時間による、自らへのご褒美としての食べ物を描いている。
一日頑張ったあなたをいたわる、とっておきの「夜食」をどうぞ。想い人を待ち続ける駅で。終電を逃し、たどり着いた秘密の場所で。禁断のラーメンを食べに行く道中で。傷心旅行で訪れたいわくつきのペンションで。古い友人たちと定期的につどうファミレスで。「正しい食べもの」をつくり続けてきたキッチンで。おいしいものが大好きな作家陣が、「夜食」にまつわる人間ドラマを描く、心とおなかを温かく満たす6篇を収録!
正直なところ期待したほど面白くなかった。登場人物の経緯や背景に重きが置かれて、夜食についての話が薄っぺらく感じた。残念だ。