No.4216
【今日のムック本】
「kotoba 喫茶店と本」
なかなか興味深い特集をするムック本「kotoba」の「喫茶店と本」特集を読んでみた。
30年間で半減したというニュースもある、喫茶店。本を買った足で喫茶店に寄り、コーヒーや紅茶を飲みながらページを開く。かつてあった、そうしたカルチャーは現在、どうなっているのでしょう? そもそも「純喫茶」とはどういう場所だったのか? カフェとはどう違うのか? 町との関係、リモートワークの場所なども踏まえながら、喫茶店と本の関係の「現在進行形」を探る特集です。
徹底的に喫茶店について特集している。喫茶店の歴史から文化人の交流の場としてのサロン、海外文学に登場するカフェとしての存在、喫茶店の聖地・東京神保町の店舗紹介など、なかなか恐れ入る。ただ、本に関する部分が少し少ないのは残念だ。