浮月堂黄昏抄

風流候・原田浮月堂の花鳥風月な日々

スリーウェーブス

No.4025
【浮月堂JAZZ名盤紹介】
「スリーウェーブス」

永くジャズを聴いてきたが、まったく聴いたこともアルバムを持ってないミュージシャンもいる。セロニアス・モンクしかりチャールズ・ミンガスしかりだ。
今回ご紹介するスティーブ・キューンは名前は知っていたが、聴く機会がなかった。改めてスティーブ・キューントリオ「スリーウェーブス」を聴く。

ティーブ・キューンは、1938年生まれのアメリカのジャズ・ピアニストだ。ジョン・コルトレーンカルテットの初代ピアニストで、初のリーダー作が1966年リリースの「スリーウェーブス」だ。全体を通して聴くと、エディ・ヒギンズやロマンティックジャズトリオみたいな、ディナーに合う静かなものでははなく、ちょっと攻撃的なピアノだ。週末の深夜にブランデーの水割りを飲みながら聴きたいアルバムだ。

https://youtu.be/KYWzCrMUCRk?si=8pICgXJIgOABH0s4