浮月堂黄昏抄

風流候・原田浮月堂の花鳥風月な日々

綿菓子製造マシン

No.3937(再)
【レトロスペクティブ】
「綿菓子製造マシン」
 
昔は駄菓子屋とかゲームセンターの片隅に置かれていたのが綿菓子製造マシンだ。料金は確か20円ぐらいではなかったか。
 
お金を入れると機械の中央部の円柱の筒よりザラメ状の砂糖粒が下の回転するモーターの受皿に落ちる。モーターが発熱すると、その熱で砂糖が溶けるのだが、その時の遠心力で綿のように広がる。それを備え付けの割り箸で巻き取る仕掛けだった。
 
いかにも幼児の好きそうな駄菓子だが、手の汚れるのを嫌がるおれは1度しか買わなかった。子供らしくない子供で申し訳ない。