No.3912
【癒やされる時間】
洒落た時代風景
「プラモデルを作ろう②」
前回は休みの日の昼下がりに、城のプラモデルを作る話をした。今日は別のプラモデルの話をしたいんだ。
おれが中学時代に友人たちの間で〈風物詩〉というシリーズが流行った。これは江戸時代の船宿や寿司屋、農家の水車小屋、駄菓子屋などを再現するプラモデルで、完成すると、なかなか癒やされるものなのだ。心が癒やされるのは、心理療法のひとつ〈箱庭療法〉に通じるからかも知れない。
未だにこの〈風物詩〉のシリーズは販売されている。こんなプラモデルなら、家族も喜んでくれるに違いない。