No.3253
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
地味楽器だがファンは多い
「ザ・マン・ウィズ・ザ・ベース」
ベースという楽器は不思議な楽器だ。クラシックのコントラバスにしろ、ジャズのベースにしろ、メインではないのだが、なくては物足りない。ジャズにおけるベースは、ピアノ、ドラムと共にリズム・セクションに位置する。ピアノレス、ドラムレスを望む管楽器奏者は多いが、ベースレスのカルテットやクインテットはあまりない。
ジャズベースの第一人者ロン・カーターの名盤「ザ・マン・ウィズ・ザ・ベース」(1985)は大昔の作品ではないが、なかなか良いアルバムだ。ロン・カーターがベースとピッコロベースでその魅力を伝えているのだ。
ロン・カーターは、サントリーホワイト(ホット)のCMで日本でも人気を博した。長身のジェントルなカーターがベースを弾くのはやはりカッコ良かったんだなあ。
【ダブルベース】
https://youtu.be/j9Ptgvxn5pA
【サントリーホワイトCM】
https://youtu.be/P2BLuXV7k3M