浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

去年マリエンバードで

No.3234
【今日の映画】
映画史上屈指の難解作品
「去年マリエンバードで」

アラン・レネのフランス・イタリア合作映画「去年マリエンバードで」(1961)は何回観ても寝てしまう映画だ。20代に1回、30代に1回名画座で観たがやはり寝てしまった。40代の時にフランス映画好きのGFの家で一緒に観たが、やはり2人とも寝てしまった。

舞台は広大な庭園を備えた城館のようなホテル。宿泊客の女性AにはMという夫がいる。Aの愛人らしき男.Xは「去年お会いしましたよね?」とAを口説くが、Aは全く覚えていないという。Xは一年後に再会した時に駆け落ちする約束までしたと言うのだが。寝てしまう理由はあまりに難解なストーリーであり、
映画史上最も難解な映画とも言われているからだ。もし最後まで観ても理解できる自信はおれにはない。
フランスのジョークで、窃盗で捕まった男が警官に昨日のアリバイを聞かれて、「去年マリエンバードで」を観ていた、と答える。内容を聞かれても返答できなかったという。
ただ、映画に使用されたドイツのニンフェンブルク宮殿は見る価値はあります。
★★☆☆☆

予告編
https://youtu.be/ZuLUttPCfXQ