No.3074
【今日の絵画】
柔らかく温かい絵
「マリー・ローランサン」
海外の画家はロートレックとレンブラント、パウル・クレーが好きなのだか、美術館の企画展だけは何でも観に行った。
40代の時に付き合っていた女性は絵画が好きで、関西のあらゆる美術館を一緒に回った。
彼女はマリー・ローランサンが好きで、三宮の自宅の部屋には<キス>という女性2人のポスターが飾られていた。
マリー・ローランサンは20世紀前半に活躍したフランスの女性画家である。そのタッチは柔らかく温かみがある。正直なところ、おれはマリー・ローランサンの絵はあまり好きではなかったが、彼女の部屋に行くたびに<キス>の絵に馴染むようになった。
マリー・ローランサンの絵はどこか「暮しの手帖」の表紙絵に通じる気がする。
トノヴァン加藤和彦の楽曲に「あの頃、マリー・ローランサン」があるが、マリー・ローランサン好きな女性とのラブな生活を描いたものだ。
この歌もなかなかいい。
【あの頃、マリー・ローランサン】
https://youtu.be/5HaktDTVgsU