No.3233
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
悲しい管弦楽曲をジャズに
「亡き王女のためのパヴァーヌ」
元々はラヴェル作曲の曲で、若くして亡くなったスペインのマルガリータ・テレサ・デ・エスパーニャ王女に捧げられた管弦楽曲だ。
悲しい音色のこの曲をジャズカルテットのLA4が演奏している。LA4はギタリストのローリンド・アルメイダとフルート奏者のバド・シャンク、ドラムのシェリー・マン、ベースのレイ・ブラウンの4人で構成されていた。
MJQのジョン・ルイスを除けば、なかなかクラシックの曲をジャズで演奏するグループはいないのだが、LA4のこの曲は成功した1枚と言えるだろう。
★★★☆☆
【亡き王女のためのパヴァーヌ】
https://youtu.be/VDMnKEyCyeM