浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

足立音衛門 栗テリーヌ

No.3163
【今日の菓子】
驚く栗の旨さ
「足立音衛門  栗テリーヌ」

残念乍ら、女性にはなかなかわかってもらえない会社員(男性)の習慣は、接待とお中元お歳暮である。
理解してもらう必要はないのだが、上司に贈る中元歳暮の選別はなかなか難しい。

京都・丹波・福知山城付近に本店を構える「足立音衛門」の焼き菓子はどれも驚くほどの美味しさだ。
特に丹波産の和栗とヨーロッパ産の栗をテリーヌ1本に400㌘使用しており、砂糖も和三盆に限定しているのだ。  

おれは上司への中元歳暮に酒を贈ったことはない。
贈る相手は上司の奥様をイメージした方が必ず喜ばれる。
おれは中元歳暮は必ず自分で食べて、美味しいものに決めていた。足立音衛門の栗テリーヌは必ず喜ばれていた。贈った後、必ず上司は上機嫌でこう言う。
「原田君、お中元ありがとうね。妻と子供が大喜びだったんだよなあ」
これがプロのサラリーマンなんだな(笑)