浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

美術館へ行こう①

No.3794【癒やされる時間】海に近い美術館「美術館へ行こう①」 絵画が好きではない人にはお勧めしないが、静かな空間と美術が好きな人には美術館をお勧めしたいものだ。 阪神岩屋駅を降りて、海に向かって坂道を歩く。すると安藤忠雄設計の兵庫県立美術館が…

「はり100本」

No.3793(再)【今日の1冊】東洋医学は効く「はり100本」 40歳の時、サラリーマンを辞めて整体学校に入学し、1年間指圧やマッサージ、リフレクソロジーを学んで整体師の民間ライセンスを取得して卒業した。その後2年間は塚本の整骨院で働いた。今思えばい…

ミセス・ロビンソン

No.3792(再)【今日の1曲】夫人に憧れました(笑)「ミセス・ロビンソン」 ヒット曲の多いサイモン&ガーファンクルだが、おれが一番好きなのは「サウンド・オブ・サイレンス」で次が「ミセス・ロビンソン」だ。 「ミセス・ロビンソン」は1967年のアメリカ映…

俵屋のじろあめ

No.3791(再)【今日の菓子】なかなか美味しい「俵屋のじろあめ」 40代のサラリーマン時代に石川県金沢市に出張した。出張の前の日に、商品企画部の年下の先輩、理絵さんに「金沢出張なら、俵屋のじろあめは買うべき」と教えてくれた。 俵屋のじろあめは、天…

マルヤス味噌の醤

No.3790(再)【原田家御用達】やめられない味「マルヤス味噌の醤」 ご飯の食事に欠かせないおれの愛用食はマルヤス味噌の醤(ひしお)だ。 醤(ひしお)は醤油が普及する前に使われていた醤油の原型となるもので、味噌と醤油の中間みたいなもので、金山寺味…

ペリカン万年筆

No.3789(再)【おれの愛用品】頑丈な筆記具の王「ペリカン万年筆」 高校を卒業した頃より、おれの筆記具は鉛筆やシャープペンシルから万年筆が中心となった。 小さな頃より文章を書く仕事がしたくて、27歳でコピーライターになった時に、当時のGFよりパイロ…

箕面  ウエストウッド

No.3788(再)【今日のレトロ店】若者の不夜城「箕面 ウエストウッド」 バブル期から10年ぐらいの間はカフェバーがすごく流行った。カフェバーとは<大人のための酒が飲めるレストランバー>と言うべきか。夜のみ営業しており、今のクラブ的な電飾と素敵な洋…

きざみうどんとそば

No.3787(再)【よくわからないもの】関西だけのメニューだが「きざみうどんとそば」 人生もまあ永く生きていると「なぜだ?」ということがよくある。今回はきざみうどんとそばだ。 昔から大の蕎麦好きなおれだが、よくわからないもののひとつがきざみうどん…

サンライズとメロンパン

No.3786(再)【よくわからないもの】近くて遠い不思議な名前「サンライズとメロンパン」 小学校4年まで神戸で過ごし、大阪に来て初めに驚いたのはパンについてだ。普通に食べる6枚切りのサイズを神戸では「1食」と呼んでいたのに大阪は「1斤(きん)」…

Dear Friend

No.3785【今日の1曲】イメージが変わった曲「Dear Friend」 熱狂的なファンではないけれど、人並みに中森明菜は好きだ。やはり歌は美味いし、同時期デビューでは中山美穂、松田聖子、小泉今日子、そして中森明菜を評価している。 中森明菜の名曲は多い。お…

神戸クアハウス

No.3784【今日のレトロ店】神戸ウォーターの聖地「神戸クアハウス」 2024年3月に、人気を誇った神戸クアハウスが長期休業するらしい。これはショックなニュースだった。 神戸クアハウスは、創業30年の天然温泉を持つ入湯施設だ。全ての湯が神戸ウォーター(…

「NHK趣味どきっ! 本の道しるべ」

No.3783(再)【今日のムック本】読書はなかなか奥深い「NHK趣味どきっ! 本の道しるべ」 初めて小説を読んだのは小学2年生の時で、アガサ・クリスティの「ABC殺人事件」だった。以来、月に3冊ほど読む生活が50年近く続いている。本を読む人が減っているら…

にしむら珈琲

No.3782 (再)【今日のレトロ店】神戸のランドマーク「にしむら珈琲」 関西の3大珈琲店と言えば、今はなき大阪の「キタのアメリカン」京都の「イノダコーヒ」神戸の「にしむら珈琲」だとおれは思っている。 神戸と言えばにしむら珈琲だ。喫茶王国と呼ばる…

ウヰスキーボンボン

No.3781(再)【今日の菓子】少年のための大人風菓子「ウイスキーボンボン」 一時期日本酒は飲んでいたけれどやめてしまった。ビールも飲めないので、やはりウヰスキーが好きだ。小学生時代は子供でも買える菓子ウイスキーボンボンが好きだった。 ウイスキー…

雪印乳業  宝石箱

No.3780(再)【レトロスペクティブ】こんな商品はもう出ないか「雪印乳業 宝石箱」 カップ入りのアイスクリームで印象に残るのはやはり雪印乳業の宝石箱か。 上品な黒いカップケースに、白いバニラのアイスクリーム。その中に赤(ストロベリー)や緑(メロ…

アンジェリーナ

No.3779(再)【今日の1曲】踊りたくなる名曲「アンジェリーナ」 佐野元春のデビューシングル「アンジェリーナ」は1枚目のアルバム「BACK TO THE STREET」(1980)に収録されている。 佐野元春のデビューは衝撃的だった。デビューシングルの「アンジェリー…

オールフリー ライムショット

No.3778(再)【今日のドリンク】飲みたくなるビール「オールフリー ライムショット」 飲む酒の8割がウヰスキーで、ワインと日本酒は少しだけ。酎ハイとビールはまるでだめだ。そんなおれだがノンアルコールビールは飲む。 ただ、喉が乾いたとか、飲みたく…

こぐまちゃん おやすみ

No.3777(再)【今日の絵本】大人が読む絵本とは「こぐまちゃん おやすみ」 28歳から約2年間、大阪は南森町の編集プロダクションで絵本の編集者をしていた。そのせいか、絵本が好きで今でもたまに購入している。読んで深く考えるものではなくて、サラッと読…

森永チョコフレーク

No.3776(再)【今日の菓子】人気はあっても廃番に「森永チョコフレーク」 人気があったのに2019年に廃番になった菓子に森永チョコフレークがある。この菓子は本当に美味しかった。 なんといってもコーンフレークをチョコレートでコーティングするアイデアが…

かまわぬの手ぬぐい

No.3775(再)【おれの愛用品】速乾がいい「かまわぬの手ぬぐい」 サラリーマン時代の出張先や、知らない街を歩いていて銭湯があれば必ず入浴していた。そんな時に役に立つのが、かまわぬの手ぬぐいだった。 1990年に創業されたかまわぬは東京代官山に本店が…

福間香奈四冠、女流名人位奪還。

号外福間香奈四冠、女流名人位奪還。 藤井聡太八冠の活躍で、今は将棋ブームです。藤井氏は将棋タイトル全八冠を制覇しましたが、女流将棋もタイトルは八つあり、現在は西山朋佳女流名人と福間香奈四冠が二強とされています。 西山朋佳氏は女流名人、白玲、…

今夜はANGEL

No.3774(再)【今日の1曲】椎名恵の最高傑作「今夜はANGEL」 何度かコンサートを観に行ったが、椎名恵は本当に歌が上手い。本人が作る日本語歌詞も素晴らしい。最高傑作は「今夜はANGEL」だろう。 椎名恵「今夜はANGEL」は、大映ドラマ「ヤヌスの鏡」の主…

両手いっぱいのジョニー

No.3773(再)【今日の1曲】年上女性への想い「両手いっぱいのジョニー」 小比類巻かほる初期の曲「両手いっぱいのジョニー」は、年下のBFについて歌った曲だが、ダンサンブルで元気の出る曲である。 10代の頃は年上の女性を好きになる感覚がまるでわからな…

スノードロップ

No.3772【癒やされる時間】美しい冬の花「スノードロップ」 近所に洒落た花屋があり、たまに覗いていた。冬のある日、店前に白く美しい花が置かれてあったので、店員に聞くと、スノードロップだという。名前が良かったので買ってしまった。 スノードロップは…

サントリーオールド

No.3771(再)【原田家御用達】恋は、遠い日の花火ではない「サントリーオールド」 飲んでいたサントリーウヰスキーの「膳」や「白州」を見なくなり、また飲み始めた初期の頃の「オールド」に戻った。 1950年に誕生したサントリーの「オールド」はそのずんぐ…

エスプレッソで眠れない

No.3770【今日の1曲】軽快なドライブ曲「エスプレッソで眠れない」 20代前半に好きだった女性は、おれより2歳年上で、梅花女子大学の学生だった。クルマの運転が得意でいつもギャランシグマに乗っていた。 たまに乗せてもらって、色々な所にドライブしてい…

12番街のキャロル

No.3769【今日の1曲】谷村新司より佐藤隆「12番街のキャロル」 谷村新司の歌はどれも素晴らしいが、「12番街のキャロル」は佐藤隆の方がいい。 名曲「12番街のキャロル」は、1985年の曲で、谷村新司作詞、佐藤隆作曲という珍しい曲だ。この曲はほぼ同時に谷…

湊川 大吉商店

No.3768(再)【今日のレトロ店】神戸市民のソウルフード「湊川 大吉商店」 神戸電鉄新開地駅から乗り換え、湊川駅を下車すると近くに大吉商店はある。神戸市民の大半は知っているであろう人工衛星饅頭の店なのだ。 形が人工衛星なのではない。1957年にソビ…

関西風肉じゃが

No. 3767(再)【今日の料理】母親料理の代表格「関西風肉じゃが」 肉じゃがはよく作った。一般的に西日本は牛肉、東日本は豚肉を使うと言われている。おれは牛肉でも豚肉でも鶏肉でも牛筋肉でも肉じゃがを作ったが、要するに食べる好みの問題だ。今日の料理…

「涅槃の雪」

No.3766 【今日の1冊】素晴らしい時代小説「涅槃の雪」 初めて西條奈加の時代小説を読んでみた。司馬遼太郎は歴史小説であり、池波正太郎の作品が時代小説の典型だ。池波正太郎を踏襲する作家は山本一力だが、西條加奈の「涅槃の雪(ねはんのゆき)」も実に…