No.3183
【今日の１冊】
評価が難しい
「探偵怪談」
ガルエージェンシーは日本最大の探偵業の株式会社である。アメリカでいえばピンカートン探偵社みたいなものだ。
そんなガルエージェンシーの日本各地の支社に属する探偵たちが、浮気調査や失踪者調査をしながら体験した怖い話が「探偵怪談」である。
確かに、調査対象者は精神的に病んでいたり、信じられない凶行に及ぶ者も多々いるのだが、正直なところ怪談と呼べるものは１～２件で、後は２ちゃんねる的にいえば＜人怖＞な報告ばかりで少し残念な内容だったなあ。
あえて「探偵怪談」というタイトルにせずに、「探偵報告白書」でもあれば、別の読み方も出来たと思うんだが。
★☆☆☆☆
