浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

チャイナタウン

No.3115
【今日の映画】
おれの好きな映画第1位
「チャイナタウン」

映画はDVDも含めて年に300本は観る。しかし この20年間のおれの好きな洋画は変わっていない。ずっと1位は「チャイナタウン」(1974)だ。

1937年のロスアンゼルス。私立探偵ジェイク(ジャック・ニコルソン)はモーレイ夫人からダム建設技師である夫・モーレイの浮気調査を依頼される。
だが、盗み取りした写真がなぜか新聞に掲載され、それを見たもうひとりのモーレイ夫人が現れる。実は彼女こそ本物で、名をイヴリン(フェイ・ダナウェイ)と言った。
ジェイクはこれがダム建設をめぐる疑惑と関係ありと睨んで調査を開始するが、モーレイは溺死体で発見され、ジェイクもまた謎の男たちに暴行を受ける。探偵と依頼人という関係を越えはじめたイヴリンとジェイクだったが、なおも謎は深まるばかりだった。
最後に全ての秘密が明らかになるが、それは禁忌に関わることであり、悲しい結末として終わるのだ。
この頃のジャック・ニコルソンは最高だった。もうこんな俳優は出て来ないだろうな。
「チャイナタウン」の16年ぶりの続編「黄昏のチャイナタウン」(1990)は残念ながら駄作だ。

「チャイナタウン」には、本作の監督のロマン・ポランスキーがジェイクを襲う男の役で、巨匠映画監督のジョン・ヒューストンが町の有力者役で出演している。

https://youtu.be/p39LFdGI-YA