浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

黄金糖

No.3272
【今日の菓子】
懐かしい味の飴
「黄金糖」

サラリーマン時代に、よく一緒に出張に行っていた営業部のK君はいつも黄金糖を鞄に入れていた。商談の前に飴を舐めておくのは営業担当者の常識で、おれは鞄にサクマのいちごみるくを入れていた。

黄金糖は、株式会社黄金糖が大正8年に作った飴だ。砂糖と水飴だけで作っており、キャンディというよりは、べっこう飴に近い。非常に懐かしい味に、シニア世代にもファンは多い。UHA味覚糖の「純露」に近いが、黄金糖の方があっさりしているし、誕生もこちらの方が古いのだ。

不思議なことに、「純露」を販売している菓子屋やコンビニには「黄金糖」はなく、「黄金糖」を置く店に「純露」は売ってないらしい。
★★☆☆☆