No.3228
【名曲喫茶 浮月堂】
結婚式のスタンダード
「結婚行進曲」
30代後半から40代前半に多くの結婚式と披露宴に出席した。時には披露宴の司会もした。それでいつも感じていたのは、新郎新婦の入場曲がたいていメンデルスゾーンの結婚行進曲だったことだ。
ドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーンが1842年に作曲した劇付随音楽『夏の夜の夢』作品61の1曲が「結婚行進曲」だ。
現在では結婚式におけるスタンダードとして使用されている。聴けば結婚式の曲としてみんなが知っているわけだが、元々はクラシックの曲で1847年に初めて結婚式に使用されている。
ホテルや結婚式場では、わずかなオプション料金で好きな音楽を新郎新婦の入場曲に使用できる。新郎新婦に頼まれて、1度だけ結婚行進曲ではない曲の選曲をしたことがある。その時におれが選んで流したのは、カラヤン指揮ベルリンフィルのドヴォルザーク「交響曲第九番 新世界より」だった。
★★★☆☆
【結婚行進曲】
https://youtu.be/8K5EyWm9DaI
【交響曲第九番 新世界より】
https://youtu.be/yH_tdUQ8EZ8