No.3071
【名曲喫茶 浮月堂】
勇壮なオペラ楽曲
「ワルキューレの騎行」
19世紀のドイツの作曲家で指揮者ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナーは、オペラの創始者とも言われている。
ワーグナーの代表作は1856年作曲の「ワルキューレの騎行」であり、これはオペラ「ニーベルングの指環」4部作の2番目にあたる。
仕事や、ここ一番の大事な時に気持を高揚させるために好きな音楽を聴く人は多い。作家の開高健は仕事前には必ずワーグナーの「ワルキューレの騎行」を聴いていたという。ちなみにおれはセミナーの講師の仕事前にはドヴォルザーク作曲「新世界より」を聴いていた。
「ワルキューレの騎行」はワーグナーの楽曲の中でも勇壮なもので人気が高かった。
1979年のカンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞したフランシス・フォード・コッポラ監督の映画「地獄の黙示録」で、「ワルキューレの騎行」は効果的に使用されている。
ベトナム戦争が背景の映画だが、ロバート・デュバル扮する狂気に満ちた中佐が、戦場でサーフィンをやるためにベトナムの海岸に近い平和な村をヘリで爆撃する。その時に「ワルキューレの騎行」が流れる。
映画はともかく素晴らしい楽曲だ。
【ショルティ指揮 ウィーンフィル】
https://youtu.be/4QaPGYFCWYg
【地獄の黙示録 予告編】
https://youtu.be/srsdsOfgTPw
【地獄の黙示録 空爆シーン】
https://youtu.be/VE03Lqm3nbI
【ドヴォルザーク 新世界より】
https://youtu.be/s4QDojPDgyg