浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

増補新装版 オカルトクロニクル

No.3262
【今日の1冊】
怪異ファン必携の1冊
「増補新装版 オカルトクロニクル」

Kindleは無料版か高くても500~700円まで、と決めている。レビューの評価が高かったホラー「近畿地方のある場所について」が期待外れだったのでガックリだ。1482円だったのに(怒)
仕方なく、初版本は持っているのだが、松閣オルタ「増補新装版オカルトクロニクル」を買う。1782円(泣)

2018年に刊行され、好評を博すも絶版となった伝説の「超濃厚オカルト研究読本」が増補新装版として復活!膨大な資料の分析と独特の文体で異彩を放つ、オカルト研究サイト「オカルト・クロニクル」の書籍が新装版で復活。未解決殺人事件、人が消えた家、心霊スポット統計学など、不可思議な世界を様々な視点と綿密な調査で紐解く、オカルトファン必読の書。

おれは怪談やオカルトファンではない。心霊の類いのDVDは観るのだが、正確には未解決事件と都市伝説を調べている。そういう意味では松閣オルタ「オカルトクロニクル」はやはりハズレではなかった。2018年の初版本も良かったが、書き下ろしのある今回の「増補新装版」は実に読み応えがあった。個人的には「熊取町七人連続自殺事件」と、「赤城山主婦失踪事件」をここまで追及している本は珍しい。Kindle1782円買う価値はあった。
★★★★★

オカルトクロニクル
https://okakuro.org/