浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

仮面ライダースナック

No.3168
【レトロスペクティブ】
社会的問題に発展した菓子
仮面ライダースナック」

小学生時代に観た「仮面ライダー」が令和の世になって「シン・仮面ライダー」として復活したのは嬉しい限りだ。

仮面ライダーと言えば、第1作が放映された1971年~1973年にカルビーから「仮面ライダースナック」が発売された。1袋に1枚、仮面ライダーや怪人のカードが付いており、これが子供に人気で1日に100万袋売り上げる人気商品だった。しかしカード欲しさに、スナックは大量に廃棄されることが多く、社会的問題にまで発展した。
実際におれも、金持ちの息子が大人買いして、スナックの入ったダンボールを空き地に廃棄しているのを見たことがある。

カード欲しさのスナック廃棄と新聞では解説されていたが、実際の要因はライダースナックが劇的に不味かったからだ。カルビーのスナック菓子=ジャガイモ=塩味なのに、仮面ライダースナックはさつまいもが原料で甘くてそれが子供に受け入れられなかったんだ。
★☆☆☆☆

https://youtu.be/_2Qrc6i7iS4