浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

Interplay

No.3146
【浮月堂  JAZZ名盤紹介】
まさにインタープレイ
「Interplay」

名盤「Interplay」はビル・エヴァンスクインテットが1962年にリバーサイドレコードから発表したものだ。

ビル・エヴァンスにしては珍しいクインテット(5人編成)による演奏になっている。ビル・エヴァンスのピアノに、フレディ・ハバードのトランペット、ジム・ホールのギターを、フィリー・ジョー・ジョーンズのドラムとMJQのパーシー・ヒースのドラムが支えている。
1曲目の「あなたと夜と音楽と」が素晴らしい。全員でのテーマ部分を演奏の後に、エヴァンス、ハバード、ホールとアドリブが続く。この部分こそがまさにインタープレイなのだ。

エヴァンスのもうひとつの名盤「Green Dolphin Street」にも、「あなたと夜と音楽と」が収録されている。昼に聴くには「Interplay」がいいが、深夜は「Green Dolphin Street」がいいですね。
★★★★☆

【あなたと夜と音楽と】
https://youtu.be/bxKo7kp5a6Y

【Green Dolphin Street】
https://youtu.be/FkiFlz6h44k