浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

サンライズとメロンパン

No.2711
【よくわからないもの】
近くて遠い不思議な名前
サンライズとメロンパン」

小学校4年まで神戸で過ごし、大阪に来て初めに驚いたのはパンについてだ。普通に食べる6枚切りのサイズを神戸では「1食」と呼んでいたのに大阪は「1斤(きん)」だったこと。もうひとつ驚いたのはサンライズとメロンパンの違いだろうか。

表面がパリッとしていて甘味のある丸いパンを大阪ではメロンパンと呼ぶが、神戸ではこれはサンライズと呼んでいた。神戸のメロンパンとは楕円形でラグビーボールを縦に切った形をしており中に白餡が入っていた。神戸の老舗イスズベーカリーやドンクは別として、袋入りの安価な菓子パンは今でも名前は変わっていない。

しかし、よくわからないのは、おれの卒業した高校のパン売場では大阪のメロンパンがサンライズという名前で売られていたことだ。大阪の高校なのに、だ。
よくわからんなあ。


🌀サンライズとメロンパンの写真は渋谷の「BASE 」様のサイトからお借りしました。ありがとうございました。