No.2687
【今日の雑誌】
唯一無二の希少雑誌
「暮しの手帖」
好きな雑誌を3冊だけ選ぶなら「オレンジページ」と「サライ」、そして「暮しの手帖」だろうか。
創刊編集長・花森安治と社長・大橋鎮子によって、昭和23年に創刊された「暮しの手帖」は今年74年目を迎える。そのあたりの経緯はNHKの朝のドラマ「ととねえちゃん」に詳しく描かれていた。
戦後日本から高度成長期、団塊の世代を見つめながら令和の今になっても「暮しの手帖」は編集方針も紙面デザインもレイアウトもあまり変わっていない。なくなったのはコンシューマーテストぐらいか。
なぜ「暮しの手帖」が好きなのか、と言われれば、読んで安心するからだ。創刊以来、他社広告を掲載せず広告収入なしの姿勢が良いし、少しアナログな誌面がいいんだな。料理やお菓子のレシピも好きだな。