浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

淀屋橋 MJB珈琲

No.2648
【今日のレトロ店】
淀屋橋に行く意味はもうない
淀屋橋 MJB珈琲」

その店があるからその街に行っていたのに、最近は店が閉店してしまい、街に行く意味がなくなることが多い。淀屋橋のMJB珈琲(閉店)もそのひとつだ。東洋陶磁美術館に行く以外、淀屋橋に行く意味はもうないんだ。

緑色の珈琲缶でお馴染みのMJBは淀屋橋の象徴だったスポーツ用品店ミズノの横にあり、半地下にあった。店の<七色の珈琲>のフレーズは1週間毎日違う種類のコーヒーが飲めるという意味で、お昼は淀屋橋のサラリーマンで満員の人気店だった。

20代は堂島でコピーライター、30代は北浜でサラリーマンをしていたおれだが、その間は常にMJBが個人的休憩(笑)や昼寝、アイデアを出すための外部書斎だった。閉店が残念で仕方がない。

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