No.2608
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
ジャズらしいジャズ
「ゲッツ・ミーツ・マリガン ・イン・ ハイファイ」
白人テナーサックス奏者のスタン・ゲッツが、同じく白人バリトンサックス奏者のジェリー・マリガンと組み1958年に発表した「ゲッツ・ミーツ・マリガン・イン・ハイファイ」がいい。
ジャズではテナーサックスの演奏者は多いが、バリトンサックスの演奏者は極端に少ない。デューク・エリントン楽団のハリー・カーネイ、サージ・チャロフ、そしてジェリー・マリガンぐらいしかおれも知らない。演奏者が少ない理由は楽器自体が巨大であるためかなり長身でないと扱いづらいからだ。
本盤ではゲッツとマリガンが互いの楽器を交換して演奏している曲もあり、なかなか興味深い。
【I Didn't Know What Time It Was】
https://youtu.be/ggo6PILzT_k