ユタ・ヒップ ウィズ ズート・シムズ

No.2075
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
クールとクールの共演
ユタ・ヒップ
ユタ・ヒップ ウィズ ズート・シムズ

以前にご紹介したドイツ人女性ピアニストのユタ・ヒップだが、彼女が1956年に白人テナーサックス奏者のズート・シムズと共演しブルーノートに残したアルバムが本作品だ。

前回のピアノトリオ作品でも申し上げたが、ユタのピアノはドイツ人女性らしく熱っぽいというよりクールで繊細な感じがする。そんな彼女がズート・シムズと組んだことに少し驚く。確かにスタン・ゲッツにしてもズート・シムズにしても汗くさいプレイではなく、ユタ同様、クールで繊細だと言える。

おれはズート・シムズも好きでアルバムはたくさん持っているが、強烈な見かけとは異なり優しいテナーサックスだ。彼のパブロレコードの名盤「イン・ア・センチメンタルムード」を聴けばよくわかる。ユタとズート共演の本盤は名盤だ。

【コートにすみれを】
https://youtu.be/uCg8W2751ME
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