No.2055
【今日の1曲】
歌の上手さはピカイチ
渡辺真知子「ブルー」
1977年に渡辺真知子が21歳でデビューした時、その歌の上手さと声量、そして何より作詞作曲も自分で手がけていることに驚いた。同世代の歌手の中では庄野真代と共に抜きん出ていた。
デビューした後の数年はどの曲も素晴らしく、どれが良いかと聞かれると難しいが、おれは1978年の3枚目のシングル「ブルー」を挙げたい。
あなたは優しい目
だけど とてもブルー
凍りついてしまうほど
抱きしめて だけど
とてもブルー
あの娘の代わりと
わかっているから
呼び出したのに
黙ったままね
気になるけど 知らぬふり
とりとめのない心
人はどう癒してるの
あなたと私いつも
背中合せのブルー
新人歌手が作詞と作曲をして、ここまで歌の上手い人も珍しい。それでもシンガーソングライターと名乗らずに<歌手>としているところが潔いし、好きだな。
【ブルー】
https://youtu.be/Myw1rRN_pMg
【ブルー 生歌唱】
https://youtu.be/09y-p_RYqu0
【かもめが翔んだ日】
https://youtu.be/TusYV5oUdV0
【唇よ、熱く君を語れ】
https://youtu.be/ohgZDw2cnjA