浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

給食スプーン

No.3043【レトロスペクティブ】意味のない食事用具「給食スプーン」 おれの小学生の頃の給食はパンだった。不味いコッペパンと食パンの日替わりで米飯なんて考えもしなかったな。 その給食でいつも配られるのが変なスプーンだった。先が割れて少しフォークっ…

NEVER FALL IN LOVE AGAIN

No.3042【今日の1曲】サザンの泣ける曲「NEVER FALL IN LOVE AGAIN」 よく勘違いされるのだが、おれはサザンオールスターズは嫌いではない。ただ、桑田佳祐の歌う顔が好きじゃないだけで、サザンのアルバムも10枚は持っているしカラオケで20曲は歌える。 特…

にしむら珈琲

No.3041【今日のレトロ店】神戸のランドマーク「にしむら珈琲」 関西の3大珈琲店と言えば今はなき大阪の「キタのアメリカン」、京都の「イノダコーヒ」、神戸の「にしむら珈琲」だとおれは思っている。 神戸と言えばにしむら珈琲だ。喫茶王国と呼ばる神戸に…

キャラメルコーン

No.3040【今日の菓子】革命的だったスナック菓子「東ハト キャラメルコーン」 子供の頃に食べて美味しいな、と感じてクセになった菓子が東ハトのキャラメルコーンだ。昔は東鳩だったな。 1971年(昭和46年)に生まれたキャラメルコーンは今年で52年になる。…

サントリーブランデーXO

No.3039【原田家御用達】白葡萄だけに応用が利く「サントリーブランデーXO」 ウヰスキーは普通の国産のものが好きなのだが、たまにブランデーも飲む。たいていサントリーブランデーXOだ。 ウヰスキーとは大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物を麦芽の酵素で…

Can't Buy Me Love

No.3038【今日の1曲】阪急岡本的な曲「Can't Buy Me Love 」 世界に冠たるロックグループのビートルズ。その中でも好きな曲は多いが、やはりおれは「Can't Buy Me Love」が好きだ。世界のロックグループでおれが一番好きなのはビーチボーイズとビートルズだ…

「ぼくとミセス・ジョーンズの夏」

No.3037【今日の1冊】愚かだが爽やかな不倫「ぼくとミセス・ジョーンズの夏」 「さよならは、カンパリソーダ」に続く喜多嶋隆の本をまたご紹介したい。表紙イラストはおれの好きな巨匠・佐々木悟郎だ。 「長く曲がりくねった道。そんな人生の方が人間的でい…

日光金谷ホテルのパンケーキ

No.3036【今日の菓子】この味がパンケーキだ「日光金谷ホテルのパンケーキ」 パンケーキが好きだ。スイーツにカテゴライズされるホットケーキよりも、スクランブルエッグやベーコンと一緒に食べたり、時にはメイプルシロップをかけても楽しめるからだ。 日光…

お初天神 インスパイア

No.3035【今日のレトロ店】都会の隠れ家的BAR「お初天神 インスパイア」 酒の好き嫌いはあるだろうけれど、酒が飲めるなら人生一度くらいはBARに行くべきだと思っている。スナックやラウンジ、クラブではなくBARだ。 ウヰスキーが好きなので、大阪…

長い夜

No.3034【今日の1曲】結婚式向きの名曲「長い夜」 30~40代の10年間、計12回の結婚式に出席した。披露宴の司会が7回、スピーチと歌が5回あった。普通はどちらかだけと思うが、なぜか招待状には両方お願いしますと記載されているのだ。 結婚式で歌った曲は…

「義血侠血」

No.3033【今日の1冊】この偶然に涙する「泉鏡花 義血侠血」 明治から昭和にかけての浪漫主義作家の泉鏡花が好きなので、以前より名作短編「義血侠血」(ぎけつきょうけつ)が読みたかった。永く古書店めぐりをしたが見つからなかったのだが、最近ようやく電…

カンロ飴

No.3032【今日の菓子】不思議な味の正体「カンロ飴」 扇雀飴や純露など、昔からある飴の中ではカンロ飴が一番好きだった。カンロ飴はただ甘いのではなくて不思議な味だったからだ。 ロングセラーのカンロ飴は昭和30年に生まれた。その商品名は名前通り<甘露…

Q&Q SmileSolar

No.3031【おれの愛用品】ミニマル時代の時計「Q&Q SmileSolar」 最近買った時計はシチズンが2013年より販売を開始したQ&QSmileSolarだ。実にお洒落だし安価だった。 このブランドは<笑顔>がコンセプトで、全商品すべてが軽くて完全防水、太陽の光や…

ロックアイス

No.3030【原田家御用達】その一杯のために「ロックアイス」 数年前から冷蔵庫の製氷機を使用しなくなった。理由は氷自体が小さいし、溶けやすいからだ。以来、市販のロックアイスを使っている。 スーパーマーケットやコンビニで120~150円で買えるロックアイ…

そよ風の誘惑

No.3029【今日の1曲】原曲もカバーも双璧「そよ風の誘惑」 久しぶりにオリビア・ニュートンジョンの「そよ風の誘惑」を聴いてみた。やはりいい曲だ。昨年亡くなったのが惜しまれるよなあ。 オーストラリアを代表する歌手オリビア・ニュートンジョンの「そよ…

アイスの実

No.3028【今日の菓子】よく出来たアイデア氷菓「アイスの実」 また季節外れの氷菓子の話題など。いつもいつもアイスクリームやアイスキャンデーを食べたいわけではないが、ただ冷凍庫にストックがあればいいな、とおもうのはグリコのアイスの実だ。 アイスの…

金時食堂

No.3027【今日のレトロ店】神戸市民の心の故郷「神戸元町 金時食堂」 夕食はフレンチでもイタリアンでもラーメンでも、コンビニ弁当でも良い。どれも美味しいと思って食べるから。しかし一番好きなのは大衆食堂だ。 私見だが大衆食堂は大阪よりも神戸の方が…

「英雄生きるべきか死すべきか」

No.3027【今日の1冊】天才同士の死闘を描く「柴錬三国志 英雄生きるべきか死すべきか」 中学生の時に読んだ「柴錬三国志 英雄生きるべきか死すべきか」をKindleで再読した。今まで多くの三国志を読んできたが、やはり柴田錬三郎版が一番読みやすくていい。 …

砂に書いたラブレター

No.3026【今日の1曲】声が素晴らしい「砂に書いたラブレター」 歌う声が素晴らしいな、と思った洋楽の歌手はフランク・シナトラとパット・ブーンだった。パット・ブーンと言えば「砂に書いたラブレター」だ。 「砂に書いたラブレター」が発表されたのは1931…

ボンカレー

No.3025【レトロスペクティブ】革命的商品「ボンカレー」 おれの知る限り、初のレトルトのカレーは大塚食品の「ボンカレー」なのだと思っている。 大塚食品のボンカレーは今から55年前の昭和43年に誕生した。それまでカレーは手間はかかるが家で作り家族で食…

かりんとう

No.3024【今日の菓子】お茶受けに最高の菓子「かりんとう」 かりんとうはおれはあまり食べなかったが、亡き母が好きで、年寄りにも食べられるような少し軟らかめのものをよく探した。 かりんとうは小麦粉、砂糖、塩、イースト、重曹、水で作り、縦に少し伸ば…

「さよならは、カンパリソーダ」

N3023【今日の1冊】鼻の奥がツンとする小説「さよならは、カンパリソーダ」 久しぶりに喜多嶋隆のデビュー作「さよならは、カンパリソーダ」をKindleで再読してみた。懐かしいな。 「さよならは、カンパリソーダ」は今から40年前に発表された小説だ。実はこ…

めくれたオレンジ

No.3022【今日の1曲】<歌モノ>のNo.1「めくれたオレンジ」 東京スカパラダイスオーケストラはあまり聴かないしライブもGFに付き合って1回だけ観たぐらいなのだけれど。 そんなスカパラの曲の中で唯一カラオケでも熱唱していたのが「めくれたオレンジ」…

スタバのタンブラー

No.3021【おれの愛用品】 頑丈な逸品「スタバのタンブラー」 シアトル系カフェのタンブラーが好きで、中でもスターバックスコーヒーのタンブラーがお気に入りだ。 今は販売しているかどうかわからないが、一時期、日本の大都市、それもその地域の店舗のみで…

喜庵

No.3020【今日のレトロ店】北新地の隠れた宝「北新地 喜庵」 梅田の蕎麦屋でおれが評価するのはお初天神の境内を抜けた所にある瓢亭と、北新地の喜庵(よろこびあん)だ。 おれが20代後半に勤務していたデザイン事務所は堂島にあったのだが、北新地の入口で…

ホンダシティ

No.3019【今日の車】時代が追いついたデザイン「ホンダ シティ」 80年代は日産マーチやダイハツミラなど、当時としてはちょっと変わったデザインの車が多かったような。中でもホンダが1982年に発売したシティは深く印象に残る。 20代から50代まで、自動車の…

今夜だけきっと

No.3018【今日の1曲】スタレビ屈指の名曲「今夜だけきっと」 最近、色々な曲を聴いていて音楽が一番楽しかったのは20~30代の頃だったな、と思い返すことか多い。20代前半の肉体労働者時代、2年間の専門学校からコピーライター、そして一番働いた30代のサ…

カフェ・ド・クリエのドーナツ

No.3017【今日の菓子】焼菓子の美味しさ「カフェ・ド・クリエのドーナツ」 我が家から約5分の所にカフェ・ド・クリエがある。ここはコーヒーもケーキもパスタも美味しいのでよく行っていた。 そんなカフェ・ド・クリエで注文するのはコーヒーとケーキよりも…

大毎地下劇場

No.3016【レトロスペクティブ】大阪一番の名画座「大毎地下劇場」 20代に勤務していたデザイン事務所が大阪の堂島にあり、ちょっと本屋に行って来ます、と言ってサボるいや個人的休憩していたのは淀屋橋のMJB珈琲か大毎地下劇場だった。 大毎地下劇場は今…

本格炒めチャーハン

No.3015【原田家御用達】冷凍チャーハンの進化系「本格炒めチャーハン」 うちに常備している冷凍食品と言えば、焼き菓子の御座候と、ニチレイの「本格炒めチャーハン」だ。 「本格炒めチャーハン」は冷凍食品なのに美味しい。もちろんチャーハンは自分でその…