浮月堂黄昏抄

風流なライフスタイルのために

映画 大停電の夜に

No.2600
【今日の映画】
心が冷えている人に
源孝志 監督作品
映画「大停電の夜に

今日はクリスマスにぴったりのハートフルな映画「大停電の夜に」をご紹介。監督は源孝志、2005年の作品です。

突如大停電となった東京のクリスマスイヴが舞台。
昔の恋人を待ち続けるバーのオーナー、愛人に呼び出されホテルへと向かう男、手術を目前に、生きることに迷いを感じる少女、それぞれのクリスマスイヴの夜に街から光が消える。暗闇の東京で様々な人間模様が描かれる。やがてバーにキャンドルが灯され、そこに様々な人々が集まる。

豊川悦司原田知世田畑智子宇津井健寺島しのぶ、吉川晃司、田口トモロヲ井川遥等が演じる人々が心に何らかの傷を持ち、それがキャンドルを灯したバーで癒されていく。
劇中に流れるビル・エヴァンスの名曲「マイ・フーリッシュ・ハート」が実に秀逸。クリスマスに大切な人と観て下さい。

大停電の夜に 予告編】
https://youtu.be/sY14W3HETI4

【マイ・フーリッシュ・ハート】
https://youtu.be/4vExgBIQwEU


f:id:shinsuke19643925:20211220051920j:plain

フィル・スペクターのクリスマスアルバム

No.2599
【今日のアルバム】
天才の最高傑作
フィル・スペクター
「クリスマス・ギフト・フォー・ユー」

今年1月にコロナウイルス合併症で81歳で亡くなったフィル・スペクターは天才音楽プロデューサーだ。60~70年代にかけて活躍した。

スペクターは、大滝詠一山下達郎も影響を受けたウォール・オブ・サウンド音の壁>と呼ばれる録音技術で一世を風靡した。代表作はロネッツの「BE MY BABY」だろう。

1963年発表の「クリスマス・ギフト・フォー・ユー」はスペクター子飼いのアーティストによるクリスマスアルバムだ。音程自在の天才シンガーのダーレン・ラヴやロネッツ、クリスタルズ等が参加している。
天才だが狂気的でもあり殺人犯でもあるスペクターだがこのクリスマスアルバムだけは本当に素晴らしい。

【ダーレン・ラヴ】
https://youtu.be/UV8x7H3DD8Y

【BE MY BABY】
https://youtu.be/jGS0GAWMXE4

f:id:shinsuke19643925:20211219044606j:plain

宝塚ふわり焼ドーナツ

No.2598
【今日の菓子】
和菓子職人のドーナツ
「宝塚ふわり焼ドーナツ」

以前にご紹介した宝塚ドーナツや、今回ご紹介する「いづみや本舗の宝塚ふわり焼ドーナツ」にしても、宝塚はドーナツ製造の会社が多いなあ。

「宝塚ふわり焼ドーナツ」はおれの理想とするザクッとした食感ではないものの、妙にしっとりしていてカステラのように美味しい。

しおりの説明を読むと和菓子職人が<和菓子の熟成と発酵技術を取り入れた>とある。なるほど、大きさの割りに少し重く感じたのはそういうことなんだね。

f:id:shinsuke19643925:20211218062231j:plain

ローソンのふんわりワッフル

No.2597
【今日の菓子】
適正価格のスイーツ
「ふんわりワッフル」

今はワッフルと言うと表面を加工しているようなマネケンのものを指すことが多いようだが昔は違った。そんな昔っぽいワッフルをローソンで見つけた。

「ふんわりワッフル カスタード&ホイップ」で価格は税込140円と安い。安いと言うより適正価格か。

食べてみよう。
文句なく美味しい。冷やしてはいなかったが昔のワッフルだよ、これは。飽食の時代なんでスイーツの贅沢化は仕方ないけれど、この味、この価格がスイーツのあるべき姿ではないのかな。

f:id:shinsuke19643925:20211216205622p:plain

カルディのノエル

No.2596
【今日の珈琲】
ストロングな味に脱帽
「カルディのノエル」

カルディの珈琲豆はたまに買うのだが、今回初めてクリスマス仕様の「ノエル」を買ってみた。飲んで合わなかったら嫌なので8袋入りの器具のいらないドリップパックを買ってみた。

スタバもカルディもクリスマス仕様の珈琲豆は赤色のパッケージ。この時期、心が踊りますねえ(笑)

飲んでみよう。
おお、これは美味しい!驚く美味しさだ。豆の配合は軟らかくてコクがあり飲みやすいアフリカのルワンダの豆と、味に定評のあるブラジルをブレンドしている。「ノエル」は知っていたがここまで美味しいとは思わなかった。追加の珈琲豆を買っておかねば!と思いカルディのオンラインショップを見ると豆もドリップパックもすでに完売だった。カルディファン恐るべし。

f:id:shinsuke19643925:20211216001414j:plain
f:id:shinsuke19643925:20211216001435j:plain

辛島美登里 サイレント・イブ

No.2595
【今日の1曲】
クリスマスの名曲
辛島美登里
「サイレント・イブ」

数あるクリスマスソングの中でも秀逸な曲のひとつが辛島美登里「サイレント・イブ」だ。この曲に涙する人も多い。

とにかく歌詞が切ない。
<本当は誰もが優しくなりたい それでも天使に人はなれないから>というフレーズに涙する。たいていの人はクリスマスの夜に優しくなりたい思うのだろう。しかし天使にはなれない。人がみんな天使ならば世界は平和なのだし。

女性シンガーの中でも最高の歌唱力の辛島美登里の「サイレント・イブ」は1990年のドラマ「クリスマスイブ」の主題歌でもある。

【歌詞】
https://g.co/kgs/eNxE4i

【サイレント・イブ】
https://youtu.be/Dp4pFYZlzxs

【ライブ】
https://youtu.be/cknuQVvF05o

f:id:shinsuke19643925:20211214154521j:plain

MJQ フォンテッサ

No.2594
【浮月堂 JAZZ名盤紹介】
クリスマスっぽい響き
MJQ「フォンテッサ」

もうすぐクリスマスだ。
一番クリスマスらしい楽器と言えばパイプオルガンとヴィブラフォンではあるまいか。ヴィブラフォンと言えばミルト・ジャクソン、すなわちMJQ(モダンジャズカルテット)だ。

MJQが1956年に発表した「フォンテッサ」はミルト・ジャクソンの演奏するヴィブラフォンを堪能できるアルバムだ。特にジュリー・アンドリュースでお馴染みの「オズの魔法使い」の主題歌「虹の彼方に」がいい。

この時期はやはり美しいヴィブラフォンの響きを耳にしながらクリスマスを迎えたいものだ。

【虹の彼方に】
https://youtu.be/vAOcQ0Hkdx8

f:id:shinsuke19643925:20211213181206j:plain